終の棲家でのんびり暮らす田舎暮らし

リタイア後山中に終の棲家を建て、夫婦二人で自然すぎる環境での田舎暮らしは、どこまで続けられるか。

Go To 感染恐怖トラベル

2020年07月24日 | つぶやいてみる

感染が怖いのに人が動いているね。政府の思惑通りか?

なんで今なのかと割れている「Go To トラベル」が、東京を外して実施された。若者や高齢者は旅行を控えてくださいとアナウンスはされていますね。

若者と高齢者は、なにがアブナイ(・ ・ ・ ・)ということ?

どれどれが対象とかそんなことは言っていませんが、つまるところ国民一人一人の「責任」で感染リスクを回避して楽しんできてと責任を丸投げしているね。

旅費の一部は補助しますから、感染予防に注意してGoToに行ってください!万が一運悪く感染してしまったら、それま~でよ。 不運ていうことかよ?

国は感染したら自己責任とでもいいたいのか?

Go To トラベルという概念は悪くはないと思いますが、実施の進め方には慎重な配慮が必要だ。現実に感染者は各地で増大している。

手当のないまま、やったよ感だけ、国民や医療従事者に丸投げ。

この政権に戦略的なコロナ対策は期待できないだろう。残念だが、国家の危機に力強く行動する政治指導者の姿を見せることができていない!

野党だからと国家の危機に緩みは許されない。「立憲」という名一つで揉めている場合か、かつての民主党政権時代の醜態を想起させる!

新型コロナで疲弊混乱の国内経済、巨額の財政赤字の破綻、迫る中国の尖閣諸島占領という事変、国家の危機を託せる政治家はどこに?

国民はただ時間とともに訪れる危機を待つことしかできないのか?

我々の命や健康、老後資産は自ら守る意思が必要だ。



映画 新聞記者観てきました

2019年07月08日 | つぶやいてみる

今の日本でこんな敏感な社会派映画を作れるんだ

梅雨空の中、参議院選挙が告示された敏感な時期の6月28日公開映画「新聞記者」を観てきました。何故かいつも出掛けるTOHOシネマズでは上映していないのが残念である。

上映館も全国的に限られていて、少し遠いがイオンシネマ系を探して観てきましたが満席でしたよ。

この映画の存在を知ったのは、朝日新聞7月4日付 文化・文芸面で紹介されて知った。

闇の中でうごめく内閣情報調査室官僚役のセリフ「この国の民主主義は形だけでいい」 とつぶやいた言葉が新聞記事のタイトルに貼られていたのが、私の心を強くわしづかみ映画館へと足を運ばせた。

映画の起点は、ポスト安倍とも言われてる官房長官記者会見で質問受付拒否されている東京新聞の望月衣塑子記者の本「新聞記者」が原案になって、藤井道人監督や脚本スタッフがつくったとある。

主演の女性記者役に日本人女優をキャスティングできず韓国人女優シム・ウンギョンになったことをみると、今の日本で政府官邸批判ともとれる映画製作のハードルが高かったことが推測できる。「干されるリスク」を冒して出演した他の俳優陣に敬意を払わなければならないだろう。

映画の中で、国家国民のため政府に歯向かうやつは潰さなければならない!

悪い敵をやっつけ正義が勝利するパターンがエンターテイメントの定番だ。私も観てきましたが水平甲板護衛艦「いずも・加賀」の準空母化の必要性を後押しするプロパガンダ映画ではないかと勘繰りたくなるような「空母いぶき」が大々的に放映されているのとは対照的だ。

今の政権が憲政史上もっとも長くなりそうだとかいわれているが、刷り込まれていない無党派の多くの国民は「何かいやな空気」を感じているのではないかと想像する。

映画を観をえて痛快さはなく、どうしようもない閉塞感だけが残った。

「この国の民主主義は形だけでいい」


折々のことば 宮澤喜一

2018年11月06日 | つぶやいてみる

長年「読売新聞」の購読者であったが、年数は忘れてしまったが社主のある「ことば(・ ・ ・)」に失望し、翌日から「朝日新聞」に切り替えた経緯がある。

「天声人語」の上に連載しているコラム記事「折々のことば」も一緒に拝読するのが楽しみの日課になった。「日めくりカレンダー」の故事ことわざと違い、各方面の知識人が語ったことばに時として新鮮な気持ちで読んで考えてしまう。

今回取り上げた「ことば(・ ・ ・)」、元総理大臣・自民党総裁 宮澤喜一の言葉だ。政治家としての評価は色々あるでしょうが、さすが宮澤先生いいこと言うなと思い取り上げた。

宮澤喜一
自由はある日突然なくなるものではない。それは目立たない形で徐々に(むしば)まれ、気がついたときにはすべてが失われている。

国民の自由はある日突然になくなるものではないと思ってはいるが。

国内外の政治情勢や事件など、国民が正しく知る権利をマスメディアが果たしているとは信じがたい。海外取材の現場では相手国からの報道圧力ともとれる抑制、国内報道では政府官邸にたいする忖度があると思えてしまうからだ。

高市早苗総務大臣は、「放送局が政治的な公平性に欠ける放送を繰り返した場合」、「放送免許に言及する」答弁は報道の自由を脅かしかねない危うい発言だと思う。

安倍総理肝いりの女性議員の問題発言が多いのは偶然なのか。

安倍総理筆頭に「ご飯論法」との批判があるが、相手の質問に正面から答弁しない政治姿勢、政治家としての資質が問われてもおかしくない。

不誠実な政権が何をしようと国民の信頼を得ることは難しいだろう。

政府批判をブログに書いても逮捕されない自由がある日本はいい。

戦前のように「滅多なことを言うものではないよ」。。。だれが聞いているかわからないし警察が。。。と国民が「ビクビク」して過ごした日本はゴメンだ。

権力者が目立たない形で徐々に自由を(おびや)かす危険性は常にある。

今年の我が家のホトトギス

我が家の環境はホトトギスに合っているのか、毎年どんどん増えていく。そして妻はどんどん抜いていく。 時間が経ちましたが写真を載せました。

綺麗な花を見るだけでも、政治に対する「むなしさ(・ ・ ・ ・)」を一時忘れさせてくれる力を感じる。花を見て楽しむ心を大切にしたい。



空飛ぶタイヤを観てあらためて

2018年06月30日 | つぶやいてみる

映画も面白いが、やはり原作本はもっと面白い

TOHOシネマズで、多くの皆さんはすでに「空飛ぶタイヤ」を観られたことでしょう。

私と池井戸潤(いけいどじゅん)との出会いは、皆さんと同じように『半沢直樹』でした。このドラマの原作になったのが「オレたちバブル入行組」、 「オレたち花のバブル組」で元銀行マンの真骨頂の作品でしたね。

すっかり池井戸作品の虜になった私は、刊行されている作品全てを読みました。

この映画、涙腺の緩くなった私は「落涙注意」を忘れ観てしまった。すべての映画・ドラマがそうだが原作本にすぐることはないと感じる。

大企業が製品事故に気づいてからリコール対策費が経営に与えるダメージを恐れて組織的隠蔽に走る。頭の中です~っと「さもありなん」と受け入れることに慣れてしまっていることは恐ろしい。ある物を無いと言い張れる世の中、それが通る社会。

どれもが読んで面白い作品ばかりだが、その中から「果つる底なき」、「架空通過」、「BT,63」の三つを選び皆さんにお勧めしたいと思う。

「果つる底なき」作品は、作家:池井戸潤のデビューとなった小説で江戸川乱歩賞を受賞している。主人公「伊木」に降りかかる怪事件、銀行を舞台にした小説だか手に汗握る「銀行ミステリー」だ。最初から「この人をひきつける魔力」、いまにつながっているのでしょう。

「架空通過」作品の主人公たちは一回目の不渡りを出し倒産の危機にある㈱黒沢金属工業の高校生の娘「麻紀」と以前商社で信用調査をやっていて、麻紀が通う高校の副担任の「辛島」の二人だ。

麻紀が父の会社の危機を救おうと「期前償還(きぜんしょうかん)」を「田神亜鉛」という地場企業に応じて貰おうと二人で行動するなかで降りかかる危険、地元の盟主である田神亜鉛の不正とその周辺にいる人々を巻き込んでの「田神券」をめぐる黒社会との繋がり。

「円」以上に力を持った闇の金、そこに狂った人々の騒乱、麻紀と辛島の二人に襲い掛かる危機、最後まで息が抜けない作品。

「BT,63」作品の主人公は大間木琢磨であるが、実は亡き父の史郎に起こったことがミステリーの本題だ。この小説はふたりが混沌と入れ替わる不思議な作品だ。

琢磨は金モールの入った亡き父の運送会社の制服を見つけてから、父・史郎の意識に琢磨の意識が同化する現象が起きるようになる。父には何があったのか?

小説のなかに出てくる闇の男「成沢」と義足の死神怪物「猫寅」、このふたりの怪しげな人物像には目が離せない。

産業廃棄物処理場の金属破砕機で猫寅の体が「ガツッ、ガツッ」と砕け散り物凄い血飛沫(ものすごいちしぶき)が上がる描写は頭が熱くなる。

読めば池井戸ファンが増えることでしょう。


カジノが成長戦略ですか?

2018年06月18日 | つぶやいてみる

カジノに経済政策を賭ける政治家の大博打(おおばくち)

家の土手に咲くガクアジサイ(額紫陽花)が梅雨に入って開花した。拡大画像になる。

統合型リゾート(IR)法案が成立しそうだが、日本で始めて賭博が合法化されるわけだ。

昔から博打は身を滅ぼし、生活を壊し家族を苦しめ借金苦で一家離散といわれている。

いやいや違うよ!カジノ、ホテル、劇場、映画館、ショッピングモール、レストラン、文化ホール、国際会議施設など子供から大人まで楽しんで利用できると主張する意見。

推進する人、反対する人意見が分かれる。シネマスクリーン、ショッピングモール、水族館、娯楽遊園施設などいわゆるリゾートは、カジノ以外飽和状態でうまくいっていないところが多いよだが。日本人は相手にしてないよ!海外の富裕層が相手で勘違いするなとお叱りをうけそう!

統合型リゾート(IR)で一発逆転の博打を打つてわけだね。

いい博打とやってはいけない博打があるというわけですね。それは表現の違い?
「博打」ではなく「娯楽」息抜き、スリル、暇つぶし、遊び、ストレス解消、健康のためだよ。というわけですね。そういえば昔、「ラスベガスで大金をすった」という政治家がいたね。

雨にうたれる三種類のガクアジサイ(額紫陽花)を写真に収めた。拡大画像になる。

私の姉は55歳の若さで早くに逝ってしまった。姉の連れ合いは腕の良い左官職人だったが、ギャンブルが好きで身を崩し借金から逃れるように一家四人で夜逃げした。

その後に姉は離婚し苦労をしたが、娘二人を立派に育て上げたが体は丈夫ではなかった。

私の二人の娘の連れ合いは、ギャンブルをする男は絶対ダメという私の願いが届いたのか、ギャンブルを一切しない家庭を大切にする人たちだ。二人の娘婿殿は子煩悩で、休日には子供達と遊んで過ごし勉強もみるようだ。どちらも過ぎたる旦那だと私の目には映っているが、娘たちの気持ちまではわからない。

政治家を批判したり期待してもまったく無駄なことはよくわかっている。これは個人の自覚意識の問題だと片づけられるだろう。

孫達も「ギャンブル」に無縁であってほしいし、孫娘には「ギャンブル依存症」の男をつかまないことを祈るばかりだ。