終の棲家でのんびり暮らす田舎暮らし

リタイア後山中に終の棲家を建て、夫婦二人で自然すぎる環境での田舎暮らしは、どこまで続けられるか。

ストーブドアーガスケット交換

2020年10月25日 | 薪ストーブの暮らし

ガスケットロープの定期交換はあたりまえなんだね

鋳物製薪ストーブはパーツが組み合わさってできている。その鋳物と鋳物の接合部やストーブ本体とドアーの開閉接触部分にガラス繊維のガスケットロープが使われていますね。

ガスケットロープは高温の炎に晒される過酷な環境下での使用でガラス繊維が劣化し、ドアー開閉の繰り返しで繊維が潰れて、ストーブの気密性が低下するようだ。

フロント・サイドドアーの気密性が落ちてくるとダンパーを閉じたときなど燃焼に変化がみられる。ストーブ本来の燃焼効率が十分に引き出せていないのかもしれない。

ガスケットロープを交換しようとダッチウエストジャパンからフロントドアー2本、サイドドアー1本、ダンパー1本、ガスケットセメント80㎖チューブを注文した。ロープは各規定サイズに切られているのでピッタリ取り付けるだけだ。

半年ぶりにフロントドアーを開けたらびっくり! 次写真のようにガスケットロープがストーブ本体に張り付いた。【各写真をクリックすると大きくなります。】

ガスケットロープ交換とストーブ内清掃編
半年ぶりにフロントドアーを開けたら、ガスケットロープが本体に接着していてガスケットロープがはがれた。 ガスケットロープをはがし、ガスケットセメントの固形物を工具を使って取り除き、金ブラシで清掃した。
ガラスクリーナーで綺麗にし、ガスケットセメントを溝全集に適量塗り、ガスケットロープを溝に置いていく。 規格サイズ別のガスケットロープは切ることなく置くだけでピッタリ取り付け個所に収まるようになっている。
天板を外し、インナートップの上や周囲側面、奥の両サイド排気口の灰を掃除機で掃除した。 ダンパーを固定しているネジが固いのでKURE CRC 5-56を吹き付け、インパクトドライバーで緩めた。
インナートップ表面を金ブラシでこすってさびを落とし、KURE 700℃耐熱塗料スプレーで塗装した。 ダンパー本体を金ブラシで清掃し、KURE 700℃耐熱塗料スプレーで塗装した後取り付けた。
ストーブの設置位置からサイドドアーが開けづらく使っていなかった。今回初めてガスケットロープ交換をした。 サイドドアー内側をグラインダーで磨き、ガスケット撤去後を工具を使って取り除き、金ブラシで清掃した。
金属部をKURE 700℃耐熱塗料スプレーで塗装し、サイドドアーガスケットロープを溝に設置した。 グレートをグラインダーで磨き、アンディロンは金ブラシで磨いてKURE 700℃耐熱塗料スプレーで塗装した。
フロントドアー、サイドドアーのメンテナンスが終わり、天板を戻して今回のメンテナンス作業は終了した。 今シーズン初のならし焚きをした。やっぱり暖かい! ロフトから室内全体に温かい空気が充満して心地いい。

まとめ

10年ほど薪ストーブを楽しんできたが、これからもここに住み続けるかぎりストーブを大切に使い続けたい。ガスケットロープは毎シーズン点検し、必要あらば交換しよう。

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