終の棲家でのんびり暮らす田舎暮らし

リタイア後山中に終の棲家を建て、夫婦二人で自然すぎる環境での田舎暮らしは、どこまで続けられるか。

私の人生の楽園が危機に

2016年10月29日 | 田舎暮らし

ヤマユリの郷が危機に陥っている

少し大げさなタイトルをつけてごめんなさい。
毎日、イノシシたちの口撃というか食害に壊滅的な状況なんです。
だってヤマユリの球根をピンポイントで堀当てていく 『 イノシシたち 』。。。。スゴワザだ!

『 はっきり言って憎いです 』

リタイア後 『 終わった人 』 に仲間入りした私が、
山中での終の棲家で出会った数株のヤマユリに魅せられてから、

群生を見ることが少なくなった昨今 『 ヤマユリの郷自然再生を夢みて 』
小さな斜面の一角だがライフワークの一つにしようと増やしてきたのだった。

最近は数も増え、近所でも注目を集めるまでになったのに、毎日進入されて穴だらけ。

これで 『 私のヤマユリの郷は終わった 』 になってしまうのか?

この日は、警戒していたのだ。
庭のデッキに大型の投光器を据えて、8時から一時間毎に監視していたのに、
11時に外を見たら投光器の光に『 まさかのイノシシ6頭 』の黒い影が。。。。

私は、喉が切れるほどの大声で『 コラー ~~と叫んだのだ。
イノシシは侵入した穴から猛烈な勢いで 『 ドッドッドー 』 出ていったのだった。
私は、頭にヘッドライト、長靴を履き、1.2m の大釜を持って山奥に向かって追っかけ

叫びながら~~だが、もう姿形はない。

ネットが破られたところからまた進入してきやしないかとショックで一晩寝れなかった。 球根がある処をピンポイントで掘っている状況を見ると、匂いで探し当てるようだ。
掘り出されたが、食べ損じた球根だ。助かったと喜びたいところだが・・・ 山に響き渡るような大声、私の『 コラー ~~ で食べ損じた球根だ。私の尋常ならざる大声のせいか200m離れた家の犬がつられて吠えてしまう始末。
もうこれ以上、球根を食べられては大変とばかりに、ステンレス線入りと高めのネットを買ったのに簡単に噛み切られてしまう有様。これで守れることを期待していた。 外周をイノシシから守るためにネットを張ったのに。。。たった二日で破られ食い破られた箇所。それはないだろうと言い。。。自分の考えが甘かった。

根本的に別の対策が必要だ。『 ショックと怒りが 』早急に行動しないとヤマユリが全滅してしまう。

径5㎜150㎜マスメッシュ筋(1m×2m)で害獣対策するしかないのかな。

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山の上は寒い我慢しない

2016年10月15日 | 薪ストーブの暮らし

薪ストーブ生活のスタート

朝6時の外気温11度、今年一番の冷え込みだ。室内温度は19度、寒い寒いと我慢するのはやめよう。私たち夫婦というより、妻のほうが年々寒さに敏感になっているようだ。

私がストーブを焚いて温まったころに起きて来た。『 ストーブ焚いているの!』ストーブの清掃も終わったし、暖かいほうが落ち着くだろう。『 そうだね 』というわけです。

温度計は200度を超え250度近くになった「ダンパーの閉め時」が近づいている。

いよいよダンパーを閉めた・・・さてどうだ~「オーロラ炎」で良く燃えている。

一時間ほどすると室内は「ほんわか~」と暖かい空気に包まれた。やっぱり薪ストーブはエアコンとは比較にならないね。




病院から妻が帰ってきたので

2016年10月13日 | 薪ストーブの暮らし

妻の思いもよらぬ入院からやっと帰ってきた

日本紅班熱(リケッチア症)ということで入院治療をしていたが、二週間ぶりに我が家に帰宅した。我輩は、せっせと冷蔵庫を綺麗にし、掃除、洗濯もバッチリ、

『よくやっているじゃない』と合格点をいただいた。

全国的にも少ない感染症らしく、千葉県でも年間数例の報告らしい。病院の先生も診療例が少ないのか、研究用に一本と多くの先生が注射器を持って妻の病室に訪れたようだ。

そんなに珍しい患者でもあった妻が退院した。久々の『ふたりで乾杯』だったが、二週間の禁酒療養生活から戻ったばかりの妻には、お酒がきつかったようだ。。。

妻が「やっぱり我が家がいちばん、二週間で秋らしくだいぶ寒くなったわね」と一言。我が家では毎年の事なんですが10月20日頃から朝晩薪ストーブを焚いているんです。



煙突掃除は難しくはない

2016年10月08日 | 薪ストーブの暮らし

煙突掃除はそれほど難しくはないが慎重に作業しなければ

いつものことだがオフになったら煙突掃除をやらなければと思うのだが、薪ストーブ生活スタート直前になってしまう。妻には『一人では絶対に屋根に上がらないで』 と言われていたが、妻も帰ってきたことだし天気いい。 「いっちょうやるか!」

薪ストーブフロントドアーとダンパーパッキン交換と本体塗装を併せてやることにしていたので、パッキン類はダッチウエストから取り寄せた。まずは煙突掃除から取り掛かることにした。

たかが煙突掃除と作業を舐めて掛かって、屋根から滑って転落事故を起こしてはいけない。命に係わる危険な高所作業だからこそ 『 プロのストーブ専門業者 』 がいるわけで、清掃費用を払って安全を買い、快適な薪ストーブライフを楽しむのが一般的。

煙突掃除は毎年の事なので、自分で清掃をやって少しでも家計支出を節約したいと思う。幸いにも我が家の屋根は四寸勾配と屋根勾配が緩いので脚立で上がって立つことができるが、屋根材がガルバリウム鋼板張りなので滑る事には注意がいる。

安全に注意してやった煙突掃除の流れ
上から四本つなぎのロッド、自在ジョイント、直結ジョイントと煙突掃除ブラシ。 煙突の止めねじ2本をドライバーで緩めて外す。続いて煙突カバーのビスも緩める。
伸縮煙突と上部二重煙突を繋ぐ固定バンドを外して、伸縮煙突を下に下げる。 伸縮煙突を取り外し、上部の二重煙突にブラシで落ちた煤を取る『紙袋』を被せ養生テープで固定する。その外側にビニール袋を被せてテープで固定する。ビニール袋だけだと煙突のドラフトで吸い込まれてしまう。
屋根に上がり、トップ側二段目の二重煙突に落下防止のためのロープを巻きつける。一段目と二段目を繋ぐ固定バンドを外し、回して持ち上げる。煙突を抱えて脚立を降りず、『ロープを使って下に降ろす。』安全第一! 煙突ブラシにロッド3本を繋いで煙突に差し込んでいく。『常に右に右にと回しながら上下させて擦る』 間違っても左に回してはいけない。煙突の中にブラシが残ってしまう。マスクとメガネ(ゴーグル)、ヘルメット必須!
降ろした煙突、煤の詰まり具合はたいしたことはないようだ。『 サラサラした煤、タールも付着していない 』薪の状態が良い事、ストーブの焚き方に問題ないことを示している。 煙突ブラシの自在ジョイントから直ジョイントに交換し、煙突をゴシゴシと擦る。
トップを金ブラシを使ってゴシゴシ汚れた煤を落とす。以前、桧の枝ばかり燃やしていたら、煙突トップの防鳥網に煤が貼り付いて、シーズン途中でストーブが燃えなくなったことがあった。時々目詰まりのチェックがいる。 毎年の事だが、煙突トップとの繋ぎ目部分の塗装が傷むようで、金ブラシで劣化した塗膜を擦り落とし煙突用スプレー(耐熱300℃)で塗装する。トップも一緒に塗装。

煙突掃除作業も終わったようなものではあるが、まだ油断してはいけない。煙突を屋根に上げてトップと二重煙突を繋ぎ固定バンドで固定する作業が残っている。

屋根上に煙突を上げる作業が危険である。抱えて脚立を上がるのではなく 『 降ろす時に使ったロープを煙突に巻きつけて引き上げる。』あとは慎重に二段目を重ねて、固定バンドを掛けてバンドフックをビスで留める。

最後にフランジのコーキング亀裂をチェックして慎重に降りる。



薪ストーブ本体の塗装

2016年10月07日 | 薪ストーブの暮らし

薪ストーブの天板(トップ)では、色々な使われ方をしている事が多い。煮物の鍋を載せてコトコトと煮込んだり、ヤカンや加湿器を載せたりすることもある。

天板の上はどうしても汚れやすく、フロントドアー周辺部も変色しやすい。年に一度の塗装を施すことによって綺麗に保てるコツではないか。

薪ストーブ本体の耐熱塗装作業
汚れた天板(トップ)を金ブラシを使って擦って汚れを落とすことに。 耐熱ペイント250℃を使って塗装する。
本体の場合は。特に正面の塗装が気になる。金ブラシを使って擦って汚れを落とし、耐熱ペイント250℃を使って塗装する。フロント扉の周りには錆が出ていた。 天板(トップ)とインナートップを固定するボルト穴がナットと同じくらいの大きさだった。そこで、ワッシャーを使ってナット締めしていたのだが、穴にワッシャーが熱で変形して入り込む形になっていた。このままではナットの締め付けがうまくいかない。
上段が新品のワッシャーを探して購入、中段が変形したワッシャーをハンマーで叩いて戻した。下段がナットだが新品を探したがJIS規格とは違うみたいで無かった。 ツールキット7/16ロングボックスレンチでしっかり固定する。締め付け過ぎてボルトネジ山を切らないように注意深く締めた。
古いワッシャーを新しいワッシャー二枚で挟み、ナットで締め付けた状態。 天板の取り付け、フロントドアーの取り付け、煙突の取り付け全てが完了した姿。