終の棲家でのんびり暮らす田舎暮らし

リタイア後山中に終の棲家を建て、夫婦二人で自然すぎる環境での田舎暮らしは、どこまで続けられるか。

八年ぶりのデッキ塗り替え

2019年12月23日 | リフォームは自分で

黒く汚れたデッキにキシラデコールを塗る

室内の床面と同一高さのデッキ、将来車いすでもデッキに出られて自然を満喫できるようにバリアフリーにしてある。この丸い扇型が特に気に入っている。

2009年4月大工さんに作ってもらってから雨曝し(あまざらし)で丸2年が経つと、黒いシミなのかカビなのか分からない汚れが目立つようになった。

作った当初はキシラデコールのような木材保護塗料をまったく塗っていなかったことが原因で、このままでは木材が腐り、新しい木材で張り替えなければならなくなることが予想できた。

2011年9月コースレッド留めの木材をすべて取り外し、木材表面をベルトサンダーでケレン(旧塗装膜や汚れを剥がして清掃する)した後、四面をキシラデコール(#115 スプルス) 2回塗りした。デッキ板を支える根太に防湿透水シートを被せてデッキ板を元に戻した。

それから8年が経過した今回、キシラデコールの効果も薄れ木材表面の黒ずみが目立つようになってきたので、常時雨曝しになっている部分を塗り替えることにした。

デッキ板を高圧洗浄してからベルトサンダーでケレンを掛け掃除機で掃除してからキシラデコール(#102 ピニー)を塗った。キシラデコールは材質によって色味が変わるようで、スギ材では黄緑に見える(#115 スプルス)から赤味が強い(#102 ピニー)に変えて新築時の板材に近い色にしてみようとしたが狙い道理にはならなかった。

後から知ったことだが、キシラデコール単色に「#120 やすらぎ」を好みの比率で混ぜると色合いを調整できる。今回は「#102 ピニー」単色で塗ってみると赤味が強すきた。

デッキを徹底的にリフレッシュさせる
雨曝しのデッキは、木材に防腐剤を塗っていなければ木肌がグレイに黒ずみ変色してくる。 2年後にコースレッド留めされたデッキ板を取り外し、ベルトサンダーで汚れを落すケレンを実施。
サンダーで削って元の木肌色に戻ったデッキ板の四面にキシラデコール(#115 スプルス)を2回塗った。 デッキ板を支える根太に防湿透水シートを貼ったがガルバ鋼板の方がよかったかな?デッキが丸いので、木表を木裏を上にして張り替えることができなかった。
強力な洗浄力が期待できる工進 エンジン式高圧洗浄機 14mpa 車輪付タイプ JCE-1408UDX。 先端が尖っていて使いやすいブラックアンドデッカー ドラッグスターベルトサンダー オレンジ KA3000。
他の商品より高めだが効果が期待できるキシラデコール (#102 ピニー) 16ℓ缶。 経年劣化した旧塗膜(#115 スプルス)と今回ケレン洗浄後に塗った(#102 ピニー)との比較。

最後に私からデッキを考えている方にアドバイスとして

一般的に木材を張る時、職人も含めて木表を上にして張ることが常識と考えていることが多い。木表は上側に伸縮して反るので雨水が溜まりやすくなり乾燥に時間がかかる傾向になる。

これが汚れや腐食の原因と考えられ防ぐべきだ。解決方法は簡単だ! 木裏を上側にして張ることで水きれが良くなり汚れ防止になるのでお勧めしたい。