終の棲家でのんびり暮らす田舎暮らし

リタイア後山中に終の棲家を建て、夫婦二人で自然すぎる環境での田舎暮らしは、どこまで続けられるか。

タケノコを掘って食べるR4

2022年04月19日 | 食べる楽しみ

春の旬を食べるといえば、ワラビとタケノコを一番に上げたくなりますね。ワラビは何度か酒の肴で楽しんできたが、タケノコの肴が食べたいので掘ってきました。

タケノコを掘る肉体労働は私の役目、皮をむく下ごしらえは妻がやってくれる。タケノコの先端部分「ひめかわ」が取れちゃったと妻が残念がっていた。 

タケノコ料理の肴には、私はシンプルな「若竹煮」と「タケノコの木の芽和え」が大好きだ。酒を飲まない人はおかずとしての煮物「土佐煮」風の食べ方が多いのではないか? やっぱり酒飲みは、薄味のつまみが最高だね! 

「若竹煮」もいいが、我が家の斜面には山椒の木があるから新芽が採れる。「タケノコの木の芽和え」は絶対に外せない逸品だ。妻が次に作ってくれるそうだ。筍ご飯は作るけど、ちらし寿司は作らないと言った。 残念!




ヤマバトとパンダR4

2022年04月13日 | 田舎暮らし

家と家が隣り合ったまちなかでの暮らし20年間で、自治会の役員もやったり、選挙活動もしたりしたが、親しく行き会うこともなかったなぁ~。

山の中に移住して12年になるが、都会ほど希薄ではない人と人のつながりのある生活は居心地の良いものだ。離れる家と家の距離感を埋めるのが、自由に行き来する動物たちと独立した自然空間のつながり。 田舎暮らしはいい!

春先にはアカハラが毎日のようにやってきたなぁ~。春本番に入ってヤマバトのつがいが餌をついばみにやってくる。

5年前から朝晩に食事にやってくる「パンダ」猫さん。猫大好きな近所の人には「たぬこ」と呼ばれている。煮干しと鰹節入り特製ご飯とキャットフードの世話をしている私にも気を許しません。

「パンダおいでご飯だよ~おいで~」と呼べばどこからともなくやってくる。しかし、30センチの間合いだけは無くなりません。この猫さんは自然の中で生きてきたんだと理解している。 狸ではない猫さん!




ムスカリの家R4

2022年04月12日 | 花と植物

春だぁ~と言わんばかりに、新芽が地面から木の枝から伸びている。地面からはヤマユリ、ナルコユリ、ホウチャクソウ、スズラン、ヤブレガサ、ホトトギス、ウラシマソウ、マムシグサ、スミレ、ハナニラなど山野草だけではなく、雑草(雑草にもしっかりした名前がありますが)がすごい勢いで出て大変だ。

ヤマユリやスズランと一緒にクマ笹の新芽が、四方に伸びた地下茎から芽を出して、追っかけるように徹底的に摘まなければならない日が続く。クマ笹の成長をコントロールして美しい景観を維持するのは本当に大変だ。

いま我が家の斜面では、青紫色の花弁が幾重にも重なり三角錐のようなムスカリが満開だ。ムスカリは花が終わると種を付け、それが広がり徐々に増えていく。

ムスカリの花ことばには寛大なる愛、明るい未来、通じ合う心、とあり反対に、失望、失意、と両方の意味が付けられている。

いやでも毎日目にする、ウクライナでのロシア プーチンの戦争には心が痛む。ムスカリの花ことばにある、明るい意味の言葉で一刻も早く収束することを祈るばかりだ。




春一番のワラビを採ったよ

2022年04月04日 | 食べる楽しみ

3月の後半になると妻との会話は、ワラビはどうだろうか、タケノコはまだ早いかなと日常の毎日。毎日のウォーキング途中で斜面を歩いてチェックするのが楽しみの一つ。昨年は3月27日にワラビを初採取して楽しかったなぁ~。

今年は例年より寒いせいか、ワラビの成長も遅いのか。今日もまだ早いかと思いながら斜面を歩いてみたら、頭が黄緑に少し茶色が混じり、くねっと下げたワラビが目に飛び込んできた。ここにも、あそこにもと楽しくなってくるではないか。

スーパーの袋に入れて家路を急ぐ。長さ毎に揃えて輪ゴムを掛けて整理する。大きなボールに並べ、沸騰したお湯を注ぎ、重曹を小さじ一杯ほど適当に降り注ぎ、落し蓋を被せて一晩あく抜きをした。ここまでは私の仕事だ。

私が好きなワラビの酒の肴は、我が家特製めんつゆ出汁に浸し、鰹節をかけた簡単なもので、トッピングに長芋をすり合わせてもいいかな。旬のものはシンプルに食べるのがいいのではないか。

昨日から雨が降って2月中旬に戻ったような寒さだが、明日から暖かくなるようだ。雨が降った後はワラビが地面からニョキニョキと伸びてくる。 そう! 雨の後にワラビもタケノコも取りに行くべしなんです。