終の棲家でのんびり暮らす田舎暮らし

リタイア後山中に終の棲家を建て、夫婦二人で自然すぎる環境での田舎暮らしは、どこまで続けられるか。

終の棲家の花だよりVor.3

2021年04月17日 | 花と植物

ヤマユリが爆発的に発芽して足の踏み場がない

四月の半ばに入り、暖かいなと思ったら雨が降り涼しくなったりと春の陽気は目まぐるしいが、植物の芽吹きは確実に進行しているね。我が家の斜面では、ヤマユリだけでなく、ナルコユリホトトギスギボウシスズランなどの新芽がグングン伸びている。

一昨年あたりからヤマユリが若返ったのか、茎が細く一二輪の花をつけるものが多かったが、今年は少し太い茎が伸びてきて楽しみだ。写真で見ての通りヤマユリの新芽が散策するための道に繫茂していて歩くのに支障をきたす。

ヤマユリの発芽したばかりの一枚葉と雑草が入り混じっていてわかりずらいが、ヤマユリの葉は丸みのある楕円形をしているので区別しやすい。二年目の発芽(茎たち)は15cmほどに伸びるのだが、成長には個体差があり5~6枚の葉を付ける。

足の置き場に困るほど発芽した散策路のヤマユリ、嬉しいがこのままというわけにはいかないので掘って移植しよう。こんなに小さくても2~4㎜の球根が深さ5~10cmにあるので、慎重に掘らなければならない。

半日陰の斜面全体には白い釣鐘のような花をつけるホウチャクソウが広がり、茎の根本に黒褐色の仏炎苞に釣り糸上の肉穂花序が特徴のウラシマソウ(浦島草)、秋には朱色に近いトウモロコシのような果実をつけるマムシグサは増えてほしくない。

オニグルミの下に初めはかわいいヤブレガサだが、繁殖力が強くすぐ一面に増え広がる。小さくかわいいミニスイセンなどをまとめてみました。

令和3年 春の花咲く我が家をウォッチ

ヤマユリを育成するには、根気よく斜面の笹・雑草を管理するのが大変だ!



春を感じるタケノコとワラビ

2021年04月04日 | 田舎暮らし

春を感じるといえば、見て香りを感じる花だけではないですよねぇ。旬を食べて感じるのもいいよね。やはり代表格はタケノコでしょう。スーパーマーケットの店頭には500円~900円ぐらいで並んでいるね。都会の人は買うだろうが、私たちは買わない。

田舎の人は掘るものだと思っている。鍬でザクッと掘るほうが楽だと知ってはいますが、私はスコップで丁寧に掘り上げて根元を確認してから一気に足で押し切ると失敗がないから。このタケノコは落ち葉の下で地面から出たはかりだから穂先が黄色い。

穂先が地面から出たばかりのが11本、ちょっと伸びすぎたのが2本採れた。掘ってすぐに半分は街中の知人に持っていき、妻が二つの寸胴鍋で灰汁だしに取り掛かった。

筍のおひたし、筍の若竹煮、たけのこご飯、竹の子の木の芽和えなど楽しみが尽きない。我が家のサンショウの木の芽が旬だよ。

ウォーキングコースの山の土手斜面に生えているワラビを採ってきた。ワラビはどこでも生えているわけではなく、日当たりと排水性が良い緩斜面に生えていることが多い。

ワラビは指先で茎をつまみ自然に折れるところで採取する。茎が短いのは伸びてから採取したいところだが、見つけた喜びと欲がそれを邪魔する。

ワラビが採れました。長さを揃えて軽く輪ゴム掛けして灰汁だしをした。ワラビのおひたし、ワラビの煮びたし、ワラビと板かまぼこのわさび漬け和えなど酒の肴として楽しみ。