油圧シリンダーのサイクルタイムが異常に遅い
PLOWのPH-GS13 PRO(前期型)の油圧シリンダーヘッドから作動油#32が漏れ出したので、シリンダーアッセンブリ一式を販売元から購入し交換したときはこれで完璧と思った。
しばらくぶりに薪づくりをしようと交換後はじめて動かした。負荷を掛けていないときは動くが、負荷を掛けると超遅い動きになる。サイクルタイム10秒が30秒以上に感じられるぐらい超スローな動き。作動油#32も当然新しい、原因はなんなんだろうと頭を抱える。
油圧がかからないのであれば、油圧ポンプの不調が考えられる。動きが緩慢な症状からポンプに作動油#32が十分に送られていない可能性がつよい。
取扱説明書の分解図を見ると、作動油タンクの送り側コネクターにストレーナー(フィルターと記述)が付いていた。本来はストレーナーとフィルターは別々の役目があり別物だがストレーナーしかない。【掲載写真をクリックすると大きくなります。】
まとめ
年間の使用時間にもよりますが、二年に一度は作動油#32を交換したいものだ。これとは同時に作動油タンクの送りコネクターを緩め、ストレーナー(PLOWではフィルター扱い)の清掃もやるべきではないかと感じた。
清掃後の負荷を掛けた状態でのサイクルタイム10秒は、とても満足がいく結果となった。原因は油圧ポンプではなく、ストレーナーのつまりでした。
作動油の交換とストレーナーの清掃はセットだ!
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