陶芸ブログ「ひとりごと」

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更新のお知らせ

2009-10-04 | 新着情報
昨日に引き続きオンラインショップに商品追加しました。

今日は、髪留めを6個追加。
売り切れていた青い流水紋の髪留めも補充しました。

画像は、萩の上絵付けの髪留めです。

お皿等の食器には、「彩泥」の技法で絵付けすることが多いです。
下絵付けの部類にあたり、釉薬の下に装飾するので、耐久性が良く、長くお使いいただけます。
一般的に「上絵付け」でも食器利用に充分な耐久性があるのですが、より安心していただけるのが良いかなと思っています。

アクセサリー類は、そうそうごしごし洗う機会も多くないですね。
色鮮やかさや、表現の幅が広い上絵付けを使用することが多いです。

とはいえ、当店ではラメ絵の具を除き、基本「食器用」と表記されたものを使用しておりますので、お子様がなめたりしても大丈夫です。

(ラメ絵の具も、特に食器使用不可と表現されていないタイプのものです)

「有鉛につき、食器の内側に使用しないでください」と表記されているタイプの材料は使用しておりませんのでご安心してお使いいただければと思います。

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5 コメント

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有鉛釉薬 (どろや)
2009-10-04 21:10:37
有鉛釉薬は一般に販売されていますが、食器には決して使ってはいけません。
鉛は非常に高い発ガン性物質だからです。
中国製の食器類に使用されていて大問題にもなったこともありました。
低温での釉薬の発色性を高め、また廉価であり使いやすいものです。
全てに当てはまるわけではありませんが、「綺麗な花には毒がある」とはよく言ったものです。100円SHOPの器は怪しいものは購入を控えるべきかもしれません。

記事中で気になったのが,「食器の内側に使用しないこと」でした。
外側ならいいのか?駄目ですね。陶器製の器なら内側に染み込んでいきます。
例え磁器製で下絵付けしたものでも、ひびがあれば割れ目に沿って染み込んでいくことも考えられます。

販売店は紛らわしい説明をしてはいけません。
外側使用を認めている錯覚を与えます。

有鉛釉薬は鑑賞用の焼き物にしか使ってはいけません。


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説明不足 (どろや)
2009-10-05 00:03:38
勘違いし易そうな内容のような気がして再コメント。

食事を通して徐々に体内に蓄積されることが怖いわけであって、ガラス化した焼き物の表面を皮膚に当てても何ら身体には影響ありません。
あくまで器の話です。
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ありがとうございます (まちゃぷ)
2009-10-05 13:25:24
どろやさん

千利休をはじめ、当時の楽茶碗など使っていた茶人の多くが鉛中毒だったということも有名なお話ですよね。

ほんと、陶芸用品の販売表記については、疑問に思います。

使う側に危険性を認識させると売れないからという理由でしょう、十数年前は無法状態ともいえる情況だったと思います。

最近は、危険なものが入ってるか疑問に思うものでにでも「●●か○○が入っている可能性がありますので取り扱い注意」のシールがぺたぺた貼りまくってあり、こちらも疑問に思います。

どれに、何を使っているのか表に出したくないのでしょうが、使う側にもう少し情報をきちんと与えてもらえると有難いなと思っています。

私自身は、無機化学の試験分析員という仕事経験と、いくつかの関連資格を持っているので、多少の化学知識はあると思っています。

何も知らずに、危険なものを作って人に渡してしまったり、下水に流してしまったり、捨ててしまったりなど、してしまう場合がないように、お店側こそが、きちんと注意喚起して欲しいものですね。
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無機 (どろや)
2009-10-08 21:51:15
>無機化学の試験分析員
そーなんですか!私も無機材料を学んでいました。無機材料には、鉛以外に怖い材料があります。炭酸バリウムなんかもそうですね。これも釉薬に使います。
放射性物質も焼き物に使いますが、食器には使いませんが、家全体を見回すと・・・・あったりします。
環境基準値を下回っていれば自由に使えますが、有機材料の方が実際怖いものが圧倒的に多いです。これも基準地以下で自由に使えます。
環境ホルモンの類ですね。
これによって、草食男子が蔓延し始めています。


私は、そうではありませんが(笑)
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そうだったんですか (まちゃぷ)
2009-10-08 23:04:18
どろやさん

無機材料を学んでいらっしゃったんですね。
いろいろなこと詳しいので納得です。

私は、たまたまそういう仕事に就いたから勉強しただけなので知識は浅いです。
薬品や工場排水などの分析をしていました。

炭酸バリウムは、数年前までは、陶芸材料店で何の注意書きもなく普通に購入できていました。

最近は薬局などでないと手に入らなくなり、良かったと思います。
扱う人が、きちんと注意するようになりますからね。

いわゆる、胃の検査で使う「硫酸バリウム」と混同して、安全なイメージを持たれそうな気がして怖いなと思っていました。

そういえば、古い釉薬の本で、材料にウランとか見た記憶があります(笑)
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