陶芸ブログ「ひとりごと」

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新北斎展行ってきました

2019-02-24 | Weblog


一昨日の金曜日に、六本木の森美術館に「新・北斎展」観に行ってきました。


実は20年来の北斎ファンだったりするまちゃぷ。
若い頃に、友人と行った小布施の北斎館のおかげで、すっかり影響を受けました。

日本画を習ったりしたのもその影響だった気がします。

最近は北斎人気が凄く上がって嬉しい反面、美術館の混雑が残念なところ。

今回の展示も、宣伝の効果もあり平日でも入場待ちが当たり前の状況のようです。

自分が行った12時半ごろは、30分待ちでタイミング良かったそうです。
朝は80分待ちだったとのこと・・・

入場すると、最初から人だかりが凄い。
小さな作品が沢山ある様子なので、すっ飛ばして空いているところから見ていきました。

兎に角作品数が多い!小品が多い!
しかも、一つ一つが凄く素敵で面白い。
島根県立美術館から貸し出しの永田コレクションが多かったです。

北斎の魅力について書き出すと止まらないので抑えますが、今回一番見たかったのが「雲竜図」
フランスのギメ美術館所蔵のこの作品を、是非見て見たくて、並ぶの分かっているにも関わらず行きました。

そのため、途中の作品見てる間に疲れ切っちゃうと困ると思い、じっくり見る絵は吟味しました。
その中で、目を引いたのが水竜と飛竜を並べて描いた本の1ページ。

この時代から、羽のある飛竜の存在は、区別して認識されていたんですね。
因みにそこで描かれていた水竜は尾が二股になっていました。

展示の一番最後にあった、雨中の虎図と雲竜図。
多くの人が見ることに疲れたころにあるためか、案外絵の前に長居する人が少なかったです。

思いっきり、じっくり見てきました。
一見白黒に見える画面。
雲の中に使われている濃紺の絵の具や、目の部分の青の色使い。
牙も描かずに魅せる迫力。
右手が大きく描かれているのは、畳に座った高さから見ることを想定していることが、現物の前に立つと良く分かります。

やっぱり凄い!良いもの見ました。
混雑のため、何枚かちゃんと見てない絵もありましたが、ほんと大満足したのでオッケー。
寄り道もせず、まっすぐ帰宅しました。

と、さらりと書くつもりが長いよ・・・
思い切って時間を作って行って、凄い良かったと思います!

これから行かれる方へ。
この美術館は、中にロッカーもお手洗いもないけど再入場禁止というシステムなのでご注意。

トップ画像はCreemaにアップしたピアス。
ブルーのタイプです。
ベースに使っているオーガンジーが、キラキラするブルーグリーン系の色合い。
刺繍糸の隙間から見える雰囲気がとても綺麗に出てくれました。



また、今回手持ちのスワロフスキーを間に入れてみました。
このほうが良い感じかも。



定規の格子模様のおかげで、透け感が分かりやすい画像です。

minneにも作品アップ。



桜の花びらが描かれた雫形の根付。



桜の花びら模様が描かれた陶玉のヘンプ編みストラップ。



画像は、素焼きから出した作品。

化粧土タイプの桜の花びら箸置き、ダブリングキューブ、練りこみ作品など。

昨日一日かけて準備して、今朝から本焼きをしており、現在ゆっくり降温中です。

綺麗に焼きあがりますように。


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