今日は、日本画を習っていた林信夫先生の作品展に行ってきました。
先生が旅立ってほぼ一年。
ご家族とご関係者がこのような日本画展を開催してくださいました。
会場は、平塚駅北口からわりとすぐの、東横インの建物内の画廊です。
催事前ということもあり、色々予定が詰まっていたので、一人でタイミング見てふらっと行ってきました。
平塚市は、以前の勤め先などもあり、ちょっと懐かしいこと等を思い出しながらのドライブ。
場所は、すぐにわかりましたし、駐車場も近くに時間貸しが沢山ありました。
とても、沢山の絵が飾られています。
額のないものが多いです。
このままで出すと言う、その気持ちが、とても素敵だと思いました。
先生以外で選べるのは、購入者という訳なのですね。
鳥の絵がとても多いです。
色合いが、とても幻想的で、見ていて飽きないです。
中央の絵は、某テーマパークに行って描いたとおっしゃっていました。
やっぱり色合いがうまく伝えられませんが、凄く素敵な色合いと風合いなんです。
購入するつもりは全くなく行った(行くまで販売しているとも知らなかった)のですが、一目で気に入りました。
暫ーーーく考えた末、絵に、「うちに来る?」と思わず声をかけてしまいました(笑)
来ると言ってくれた気がしたので、お願いしました。
ご担当の方は、林先生と長くかかわっていらっしゃる様子。
林先生の作品が、皆様のところで生かされてくれることを願っているとおっしゃっていました。
わぁ。本当に素敵です!
こういう時じゃないと、絵の裏側を見ることはないですよね。
因みに、側面はもみ紙をした跡や、地色の朱赤の色合いなどが見えます。
SMサイズの小さな作品で、優しい絵柄ながら存在感が凄いです。
小さいサイズは、その場で受け取るシステムで、そのまま連れて帰らせて頂きました。
自分の部屋に置くと、部屋の雰囲気まで変わったように感じます。
近いうちに、額を準備したいと思います。
今回、林先生のお兄様とも、お話させていただきました。
ご家族の目線と、生徒としての目線での会話のやりとりは充実したものでした。
世間の価値観に左右されずに自分を貫いた林信夫さんという人を、暖かく支えていた方なんですね。
多くの生徒さん、関わる方が来ては、語られる思い出たち。
先生のピュアで優しい性格が語られるその空間は、素敵なものでした。
このような機会を作って頂けたことに感謝致します。
私は、林先生の生きざまから多くを学ぶことが出来たこと、改めて感じました。