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住まいの安全 心の健康 住まい塾 21

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キュッと子育て、ぎゅっと子育て

2011年06月25日 | 日記

 何時の時代でも、何処の地域でも子供に対する母の思いは同じで有ると思っていた。 だがこんな考えは、ふた昔もみ昔も前の話かもしれない。

現代の日本では、子供を事件に巻き込んだ出来事が多く、そしてその多くが一番弱いところに被害が集中することになる。 


 言葉を話すことが出来ない『みどり児』を、その鳴き声一つで何が望みなのか、あるいは何をして欲しいのか、たいていの母親は他人の気持ちを慮る大人への仲間入りの第一歩がここにある。

 若いお母さんに言ってあげたい。 赤ん坊の頬に、自分の頬を付けてごらん。 子供の溢れる生命の喜びや叫びが、頬を伝って感じるでしょう?  あなたを信頼しているその息遣いが・・ ・
誰も、生まれながらにして大きなハンディを背負ってこの世に生まれたいと思っている赤ちゃんは居ません。 そして、子供を身籠ったお母さんは、皆がみな子供が健康に生まれ、健康に育つことを望んでいるはずです。 子供の命を最優先に考えてあげましょう。


 私自身は、余りにもいろいろな子育ての20年間が思い浮かび、言葉が纏まりませんが要は、これから生まれ来る子供達が一人でも多く健康に、その父母が何のいさかいも無く子育てにまい進出来るように、力を合わせ予防的措置を含め、後々、後悔せぬように子供を第一と考えることです。


 私達の子は生まれるとまもなく難病と認定され、小学1年の時には母親は家を出て、何回病院の窓から子供を(5階から)放り投げようと思ったことか・・・ その心の葛藤はいまだ消えることは有りません。
幸いにして、ここまでは一見して普通人と変わりないように、育ちました。
今年20歳を迎えようとしている息子に、今ではぎゅっと抱き寄せ頬ずりすることは、かなわぬことと成りましたが、今思えば、もっと小さいときにもっとたくさん頬ずりをしておけば良かったと思う。 そして、この子供のために私達も大きく成長させられることと成った。

 放射線の影響でどの程度の子供さんに影響があるのか、『直ちに』は影響は無いだろうが、長期的には福島市でもある一定の比率で、子供に影響が出ることが考えられます。
出来れば、影響が出ないことが望ましいのですが、福島の浜通りに住む人々はある程度のリスクは覚悟しなければ成らなくなるのでしょうか・・・?


瓜食(は)めば 子ども思ほゆ 栗食(は)めば 
  まして偲(しの)はゆ いづくより 来(きた)りしものぞ
    眼交(まなかひ)に もとなかかりて 安眠(やすい)し寝(な)さぬ
                         (山上憶良)