ローゼン先生のスタジオに・・・。

陶芸家のローゼン先生のスタジオに器季家のａｎｋｕｍｉさんと一緒に行った。
土をこねてると、体からいろんな物が出て行くような気がした。
これがデトックス効果かも？


今日は、書展に飾る陶板作りが目標。
ローゼン先生にも言われた。
「余裕もって頼んで下さいね。」と


どんなものが焼きあがるのか楽しみ楽しみ

寧々塾合同練習のお知らせ／大人の為のおひな祭り『桃源郷展』

今月2月の寧々塾は3回、初心者コース・アート教室の合同練習会にします。
　　　　　　2月8日 (金）
　　　　　　2月15日(金）
　　　　　　2月22日(金）
　　　　　7時より9時半まで、ギャラリー器季家
初心者コース・楷書と行書の大きな違い・綺麗にみえる筆使い・小筆の持ち方使い
　　　　　　　方。
アートコース・なんでも筆にしてみよう・墨の濃さ薄さで表現する・鑑賞のすすめ
毎日寒いですが、コース生の皆さん一緒に頑張りましょう！　

《大人の為のおひな様祭り／『桃源郷展』》

　　　　と　き・2月28日(木)～3月2日(日）11時～18時30分
　　　　ところ・和風ギャラリー桃雀
2月28日(木)・3月1日(日）創作料理・おひな様御膳4200円
　　　　　　　　　　　　　　　　1日限定16名要予約　090-8834-0408(おがた）　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 3月2日(日）お茶会とお話し
　　　　　　　　　　　　『お抹茶と和菓子について』
　　　　　　　　　　　　『優しくいただけるお抹茶のお作法』
　　　　　　　　　　　　　お抹茶と和菓子セット1000円
　　　　　　　　　　
要予約 FAX　096-351-4624
090-1925－7908　（いなだ）
和風ギャラリーにマッチした、書作品、掛け軸、小品などを展示しております。
期間中はどなたでもお越しください。
4日間は常時気軽に書のお話、文房至宝のお話し、その他いろんなお話しをいたしましょう。
新しい出会いを楽しみにしております。
　　　　　　　　　　　
　　　　　　


　　　　

　　　

日曜日の朝は・・・。

日曜の朝は、出来るだけのんびりして、９時から新日曜美術館をみるようにしている。

今日はフランスのモンマルトルで「ムーラン・ルージュ」などのキャバレーやカフェの様子や、人間の表と裏。華やかさと孤独を描いたロートレックだった。
彼の親友の手記を元に彼の今まで知られていなかった苦悩と葛藤を特集してあった。彼は病弱に生まれ、１３歳で両足骨折、その後は成長が止まり、体格のことで周りからは馬鹿にされていたらしい。しかし、繊細な感覚で繊細な心情を描き３０代半ばで亡くなった。

私は、唐の三大書家の一人欧陽詢を思い出した。
彼は容姿がとても醜かったといわれている。しかし、彼の残した事業は唐の高祖の命で、「芸文類聚」を１００巻編集。太宗のときには現在も最高の楷書といわれている「九成宮禮泉銘」などを残した。

醜いからこそ、ハンディがあるからこそ物事の深さや裏まで理解できたのかもしれない。

現代はいろんな価値観と選択肢がある。
大人も子供も右往左往しながら生きている。いや、右往左往している人はまともかもしれない。不登校になるほうが正常かもしれないように思う。
いろんな事に疑問を感じてもそれを解決できる答えを見つけることが出来ないで時間が過ぎていく。
こどもたちの声、問いかけに誰が答えてあげれるだろうか？
私もいつも自問自答している。
あまりにも多様化している現在。
何を頼りに何を信じていいか分からなくなる。
しかし、確実に時間は過ぎる。
先人の生き方に刺激を受けながら、今の世の中に生まれた事、自由に文字を書き、発言でき生きていけることを感謝していきたい。

さあ、期限付きの人生、何がやれるか？？？

不思議な展開と出会い。

昼下がりに、島崎の島田美術館で、表装をしてくれるＭさんと打ち合わせした。
西陽の入るのんびりしたムードでお茶と抹茶ロールを頂きながら・・・。

その後、彼女の表装の先生宅へ。

先生は多分80歳は過ぎていらっしゃると思うが、凛とした口調で
「1ヶ月で屏風を仕上げるなんて無謀なこと、私なら受けませんよ。」と、
私とＭさんは、顔を見合わせて無言。

さっきまでののんびりムードから、一転して、緊張が走る。

私の中の曖昧なイメージに先生はグサリと指摘。
「どんな布で、どんなイメージでされるのですか？」と・・・。
その後、先生が作られた屏風を何点か見せていただいた。

今日布を選ばないと間に合わない。
布を見せていただいた。
私はすぐ惹かれる布に出会ったので決めた。

先生は
「私は、出来ないことはできないと言います。意地悪ですからね。でも嘘はつきません」と。

先生の人としての魅力に心が震えた。
本当に素敵な先生に出会えた。

夜は、ききやに行ったが、また縁あって、陶芸家のローゼン先生のお宅にお邪魔することになった。
そこで、たくさんの創り人の方とお会いでき、先生の陶芸の作品も見せて頂き、たくさん刺激を頂いた。
ききやに戻って、屏風作品のミニチュアを深夜遅くまで作った。

今日はなんと言う日なんだろう。
朝には全く予想しなかった計画外の展開が・・・。
私の制作意欲が益々わいてきた。

一日は一日。
とっても濃い一日だった。

私自身に力がなくても、餅は餅屋。
周りには力がある人がたくさん。

本当に有難うございます。感謝です。

朝から有り難いお電話

昨日Ｕさんのお宅に行った。

いつものように一緒に夕食を済ませて、書のお話しを～。
そして、今日はＵさんにと思って・・・。

「飛天」と「阿弥陀如来」

を写仏（しゃぶつ）。

筆の先に気持ちを集中させて、一気に写し。
私のもやもやが私の手を通して抜けて・・・。

家に帰り着いたのはもう11時半頃。

朝方、今度書きあげる作品の夢をみていた。
そして、電話。

Ｕさんの声。
「毎日眠れないから、お薬に頼っていたけれど、昨夜だけは、先生の筆から如来さんが出来ていくのをみてス～っとしたき持ちになって、お薬飲むのも忘れていました。」と。

なぜか、Ｕさんのお宅に行くと、私の筆はいきいきと動き出す。
不思議な空間なのだ。

これも仏様のお計らい？

感謝。

商品になりました。

新商品として、この二つのラベルを書きました。

女性向きの健康酒。

爽やかなきちんとしたイメージで！とのこと

もう、お店に並んでいるそうです。

交通センターや、フードパルにあるとか・・・。

見つけたら、手にとってみて味わってください。
味に私の思いも入っていたら嬉しいわ。