随兵寒合（ずいびょうがんや）

随兵寒合（ずいびょう　がんや）　

熊本市の藤崎八旛宮秋の大祭のころ急に気温が下がり、秋の気配が濃くなることを言う。

「乳母驚かす随兵寒合」ということわざがあり、平年の最高気温が三十度以下になるのが九月十三日から、二十度を割るのが十五日からとなっている。

過去の記録でも祭りと前後して気温が下がる傾向が強い。

熊本県大百科事典（昭和５７年４月２５日発行）より

昔から、私も祖父母に

「ずいびょうがんや」という言葉は聞いていた。

祭りを境に熊本の急に秋も深まった。