書とお寺が大好きな春逕の「日々是好日」

日々思うこと、感じた事をつづります。

書道展入選のお礼

2008-12-04 22:15:44 | Weblog
年末恒例の書道展の発表の日だった。
この展覧会は18才ぐらいの頃から出し始め、育児期間5年ぐらいを除けばその後は毎年出し続けている。
毎年、結果を見ては一喜一憂する研鑽の場の展覧会。

秋には阿蘇までご神水をくみに行ったり、書く内容の漢文の文字や内容を調べイメージを膨らませたり~。墨を選び筆を合わせ、とにかく心と体を長期戦で調整する。
深夜に起きて書いたり、早朝、暗いうちに起き、朝日を浴びて書いたり~。
一枚の作品に軽く3ヶ月以上はかかる。
こうして毎年、書道展にチャレンジできる環境にある事も有り難い。

思えば、長男の小学生の頃の授業参観日。「僕のお母さん」って言う絵には二尺×八尺つまり60センチ×240センチの紙の上に乗って筆を持って書いている私の姿だった。
他の子供達のお母さんの絵は、エプロン姿やモップを持っているお母さんなのに!そんな事も思い出の一つ。
今居る老犬のわんこティアラも赤ちゃんの頃、私が丁寧に大事にすった高級な墨を全部ナメて厳しく叱った事も思い出。(墨には膠・にかわ・ゼラチン・がはいっている)
また、墨すり君(電動式墨すり機)を回しながら書く気満々でいて、気づいたら筆を持ったまま眠ってて墨が濃墨でドロドロになって墨すり君がうなってた事もある。

こうして入賞、入選、落選を繰り返しながらも継続できた事が一番嬉しい。
結果を出せても出せなくても(賞は良い方がいいにこしたことはないが)とにかく今年も一年を通し幾つもの書道展をクリアー出来たことは本当に幸せだ。
指導して下さった先生、応援してくれた知人、友人、生徒さんたちにそしてうちの大事な家族にわんこ達に有難うと言いたい。

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