書とお寺が大好きな春逕の「日々是好日」

日々思うこと、感じた事をつづります。

書が生まれる空間。

2008-09-03 00:47:01 | 書について
もう13年ほどお付き合いさせていただいているUさん。
私を育ててくださっている?お弟子さん。

親子より年は離れているが・・・。
Uさんは私の人間としての成長も書の技術の成長も心から支え応援して下さる方。

今日も、来年のシルバー書展に挑戦されるための原稿を作ろうと思っていろいろと資料を持っていった。
いろんな資料の中にいい言葉が見つかったので、安心して他の資料を解説していたら急に書きたくなって、紙を用意して貰い、すぐ墨をすった。

気品高い董其昌の細字。
半切に横書き、夢中になって臨書した。
もちろん、董其昌の崇高さにはとても及ばないが、どうしても書きたかった。
約1時間ぐらいたったかな?
3cmぐらいの行書を小筆で半切一枚書き上げた。
結局何文字かいたのかな?

Uさんの所では急に書きたくなるから不思議だ。

Uさんのお宅では今までも随分書を書いた。
どうも、ここは私にとって書が生まれる空間のようだ。