書とお寺が大好きな春逕の「日々是好日」

日々思うこと、感じた事をつづります。

眠り続けて、目が覚めた。

2008-06-15 21:00:57 | 思う事
喉が痛く寒気がして、熱が出たのでしっかりと湯たんぽで腰をあたためて寝た。

何時間眠ったのか?

なんかどこか違う世界に行っていたような不思議な感じがした。

目が覚めたら、朝か、昼か、夜か自分がどこにいて何をしていたのかわからなかった。

そしてまたねた。

今度はしっかり起きたが眠った時の私とは何かが違っているような感じがした。
何が変わったのかはわからない。

急に墨をすりたくなった。

硯を磨いた。(砥石で)

水は温泉水少しぬるめにした。
墨は、天衣無縫、に青墨の周蝶と極品の紅花墨を擦りこんだ。
硯は澄泥硯、紙は台湾の水蘭箋、筆は凛厳。

さあ、書こう。

そうだ!!!

2008-06-15 11:29:05 | 書について
そうだ!!!

また、熱があがってきた。
そこで考えた。

熱。
エネルギー。

昨日、書についてある先生が話された。

書の表現の中で、外にエネルギーを出す人は多い。
しかし、内なるエネルギーを筆の線に籠めることはなかなか難しいがそれもエネルギーの表現なのだ。

と。

ふつふつとしたエネルギーを筆の線で表現する???
言われていることはわかるが、実際に筆の中に籠めるのは???

今、世に派手にもてはやされるパフォーマンスの書。
それが悪いとは思わない。
それも表現のひとつ。
しかし、本当の凄い書は???

内なるエネルギーをその線に籠めて。そしてその精神をその墨、筆、紙であらわす。つまり、見えない世界。感じる世界で表現することではないかと思う。

だから、感じる側も感じる精神性の部分で受け止めてほしい。

私の好きな言葉のひとつに

『瑟鼓笙吹』(しつをたたいてしょうをふく)
というのがある。

儒学者が世の中を捨てて、山に籠もって漢詩をつくり、書画をし、音楽を奏でた。と。

「私がたたく琴の音、私が吹く笛の音に響いてくれる人と交わりたい。」

こういった意味だと思う。
今は、ネットでいろんな人と出会うことができる。

無弦の琴の音で響き合える、そして出会える人たちを大事にしたい。

そして、内なるエネルギーを精神性の高いものをさりげなく表現できる自分を探していきたい。

山は果てしなく高く、道は限りなく遠いなあ。

突然の熱発

2008-06-15 10:12:07 | 思う事
夕方、教室が終わってほっとしたら急にのどが痛み始めた。

「風邪かな?」

実は、4月に一度風邪を引きそうになったのを強い薬で抑え、疲れると熱が出そうな感じを繰り返していた。

夕食ものどが痛くて入らない

しかし、明日は休みだし、何とか自分の力で治したい!と思った。
痛いのを我慢してご飯を食べて、漢方薬の風邪薬を飲んだ。

それから、すぐ休むことにした

夜中に二度ほどおきて、汗を拭き、着替えた。

朝、九時に起きた。

随分すっきりして、熱も下がっていた。

毎週体を見ていただいている漢方の先生は、私の体を診察して、新薬で体の中に熱を溜め込んでいる状態が続いていて、外に熱を出すことができないので、体がだるいのだ。と。
しかし、自己治癒力で熱を出せると楽になる。と。

自分で熱を出すのにも体力がいる。
体力がついたら自分で熱を出すことができる!よ。と。

久しぶりに熱が出たのできつかったが、私の体の中の白血球という戦士たちが、私のために戦ってくれたと思うと、人間のメカニズムってすごいことだな。と思う。

私の体の中で働いてくれている細胞たちに対しても感謝しなければ。
そして細胞たちがしっかり働いてくれるように、できるだけ体に善いものを口にしないといけないなあ。と思った。

ここ一発の作品には気力、体力がないと書けない。
さ、今日は少し休もう。

締め切り間近。

体もいたわらないと・・・。