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書とお寺が大好きな春逕の「日々是好日」

日々思うこと、感じた事をつづります。

「偲」お盆に・・・。

2015-08-14 13:49:34 | 思う事

昨日、お墓参りに行って来た。

祖父母を想い、亡き親族を想い、

いろんな言葉をかけてくれた亡き先輩方を想い

お写経をした。

先人からするとまだまだ修行が足りないが、真剣に一点一画心こめたつもりだ。

これからもコツコツ頑張ります。


一日一書 100

2015-08-12 10:58:04 | 思う事

「毎日筆を持って書いている日常なんだから、毎日書いた書をフェイスブックにUPしたら?」

と友達に言われて始めたしゅんけいの一日一書が今日100番の書になった。

9歳から書をはじめてもう40数年。早いものだ。

筆を持たなかった時期(育児期間)が数年あるがここまでずっと続けて来れた事に感謝したいし、ここまで出会った多くの方々に感謝したい。

しゅんけいの一日一書 100
2015,8.12
「逕」北魏時代の楷書風
ケイ・こみち
声符は巠(ケイ)径直の義があり、径と声義同じ。
(字統・白川静)
こみち、細道、まっすぐに通じた道。

書道を志て師から雅号の春逕(しゅんけい)の名を頂いてから早30年を過ぎた。今まで書を続けて来れた事に感謝したい。
しゅんけいの一日一書が100回となったので、記念に「逕」の字を選んだ。

一つ一つ作品を作り続けて毎日を繋いでいきたい。


一画違いで・・・。

2015-08-05 12:25:01 | 思う事

しゅんけいの
一日一書 94
2015.8.5
「汗と汁」

 

連日の猛暑
汗をかいては水分補給の繰り返し。
昨日友人から
「汗と汁は一画ちがいだけど、字源を教えて!」と言うリクエストにお答えする為に違いを調べてみた。

相変わらずの早起きのワンコズを連れて河川敷までの散歩。7時半だがもう暑い!汗ダラダラ。

「汗」カン・あせ
声符は干「人の液なり」注「身の液なり」
鼻液、唾液、汗衣は下衣、汗をうけるもの。深く恥じる事を汗顔、非常に苦労する事を汗血と言う。(字統より)
あせをかく。「干」ひでり、暑くてあせがでる意味(漢語林より)

「汁」ジュウ・しる
祭祀に用いる香酒の事を汁献といった。(字統より)
つゆ、物資から出る、また物資にまじっている液体。飲み物、おつゆ。
利益、うまいしる、なみだ。
(漢語林より)

人から出るのが汗、物からでるのが汁ということかな?
似てる漢字を調べてみるのも面白い。


しゅんけいラ・ラ・ラ教室

2015-07-29 09:39:19 | 思う事

多くの方々に出会っていろんな事に挑戦したい!!!

と言う考えから始めた

「ねえねえ塾」

書とは違った業界のプロの先生のところを訪ねて学んだり、他のものとのコラボの講座を企画した塾。

今まで開催した講座は

陶芸、生け花、文学歴史散歩、ガラス細工、料理、朗読とシャンソン、マジック、お酒の歴史と飲み方、和菓子・・・。

 

昨年より開催した玉名のしゅんけいラ・ラ・ラ教室は、

一時間をペン字の基礎(ボールペン聴書き・筆ペン)

二時間目は毛筆の基礎と作品づくり。

書や文字が歴史的に伝わってきた事の重要性と、今の時代に活かせる事を同時進行で学べる教室。

新しい角度で楽しい企画を考えてどんどん取り入れていきたい。

 

昨日のラ・ラ・ラ教室での作品紹介。

 

暑い夏に負けないグッズ。

「使って涼しいイメージを考えてください。」と言うテーマ

是非、日常で使って夏に負けないでください。

 

来月のねえねえ塾は

8月27日木曜日7時~

川上酒店

「食と書(文字)」

相藤春陽先生の講義と特製お弁当付き

一般参加の方は3500円

さあどんな展開になりますやら!!!

ねえねえ塾以外の方もあと席が4席あります。

どうぞコメントでお申し込みください。

 

次回のしゅんけいラ・ラ・ラの教室は

9月29日13:30~

玉名 東クリニックにて開催予定です。

 

 


「山鋭則不高」

2015-07-28 09:29:12 | 思う事

荒い紙に葦ペンで書いてみた。

葦ペンは万年筆の様な形

墨をつけた最初のところだけぱ~っとにじむ。

 

目に見える山は高くないという意味

韓詩外伝一より

 

 急な山道は登れないが

ゆっくりと自分の足で歩いていくのもいい。


目的地に到着するより、素晴らしい旅路をする方がよっぽどいい。

2015-07-26 13:37:28 | 思う事

日めくりカレンダーは毎日一枚づつ減っていく。

しかし、毎日積み重ねる一枚は増えていく。

学びも失敗も積み重ねていく事が大事だなと考える。

 

目的に向かって(目的もはっきりわからないが)毎日の旅を、毎日の出会いや経験を旅と思って歩んでいこうと思っている。

 


「談」・・・イメージ

2015-07-22 08:28:39 | 思う事

「毎日筆を持って書いているのだから、毎日一字をFbにあげて解説したら」と友達が提案してくれたので、

UPし始めて80日が経った。

 

40歳代まで、夢中で子育てと仕事と書をやっていたので小さな視野の中で生きていたが、

50歳過ぎてようやく他の世界で生きてきた人たちと話す時間が増えてきた事がとても有難い。

 

特に同級生との再会は大きい。

先日も3人の同級生と時間を忘れていろんな話をする機会を得た。

話の内容は中学生の頃の思い出に始まり、

仕事の話、趣味の話、家庭の話、親の介護の話、病気の話、政治の話、世の中の話、自然災害の話、戦争の話・・・・・朝まで生テレビで中継できる様な様々な分野にわたった。

4人集まれば4人の今までの歴史があるわけで、話は尽きない。

気がねなくいろんな話ができる機会もそう頻繁にはない。

 

それで、次の日書いた「一日一書」は

「談」

言(ごん)ベンに炎(たん・だん)

人々が焚火を囲んで楽しく話をしたり笑ったりしているイメージで「談」を書いてみた。

古代から火を囲んで語ったり、笑ったり、食べたり、飲んだりしていたのだろう。

 

人と人はそうやって繋がっていきたい。