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「ハッスル」分裂

2009年12月08日 | プロレス
“ファイティングオペラ”と謳い、今までのプロレスとは一線を画し、独自の路線を
走っていた団体「ハッスル」が分裂、そして新団体設立という動きを見せました。

詳細はスポナビより。
こちら

多くの芸能人も“プロレスラー”として登場し、多くの話題をさらっていたのですが、
ついにこうなってしまったのか、という残念な思いがあります。

ハッスルは年内の興行4つの中止をだいぶ前に発表し、12月25日に予定して
いた「ハッスル・マニア」開催に向け、調整すると発表していたのですが、その
12.25も先日開催断念という一報があって、やっぱりダメかぁと思ってたところ
だったんですよね。

せっかく竹内力をキャスティングして、長州や高山、天龍も一緒になってリングに
上がりはじめた矢先だったのに、とても残念です。

僕もハッスルは何度か観戦に行きましたが、やはり初期の頃の方が面白かった
です。だんだんとパターン化してきて、新鮮味が無くなったということが大きかった
と思う。
それにも関わらず、観客が入らなくても大きな会場での興行を連発してきたことが
かなり大きな痛手になってたようですね。
社員への給料、選手へのギャラの未払いもあったらしく、台所事情は相当厳しかっ
たみたいです。

だからこそ、そこを乗り越えて12.25の開催を実現して欲しかったのですが・・・。
やっぱりファンとしては、リングにロマンを抱きたいじゃないですか。
裏事情や分裂、新団体発足なんていうのは、正直ウンザリですよ。

今回新団体を旗揚げした関係者(レスラーは除く)は、ハッスル時代にファンを
裏切ったわけですから、この信頼を取り戻すのは相当な努力をしていかないと
厳しいです。ついてきてくれた選手がいるだけ有り難いと思わなきゃ。

ハッスルに参戦してたレスラーは、あそこではあくまでも駒に過ぎないので、今回
のこの一連の騒動では振り回されたはず。
リングで闘うのはあくまでもレスラーだから、レスラーたちから信頼される団体に
ならないとファンが見に行くような団体にはならないと思いますよ。

今年は三沢光晴という大スターがリング上で亡くなってマット界は大きな転換期、
過渡期になったわけですが、年末のこの時期にまたこういう話が出たというのは
正直残念です。

三沢の死を無駄にしちゃイカンのです。