日々是愉快♪

笑いながら愉快に生きていけたらいいなぁ~

お葬式

2006年09月23日 | Weblog
ダーダの葬式が滞りなく終わった。

世の中の事情で死んでから中4日経っての通夜、告別式だったので、準備する身内にとっては
とてもありがたい中4日ということになった。
しかも、金・土曜ということでこれもいろいろ助かった。

とても身近な人間の死というものに初めて直面して、その後のやらなければいけないこと、
これからのことなど、いろいろ考えさせられた。

それはもちろん葬儀のことであったり、親戚との関係であったり、残されたおばぁちゃんのこと、
それから自分自身の死のことまで思った。

やはり今生の別れというものはつらい。
通夜、告別式とも、もう泣くことはないとないだろうと思っていたけれど、最後の出棺でお花を
入れてあげる時はさすがに泣いた。
言葉にならない声で「ニューオーリンズは楽しかったなぁ・・・」と言って、おでこに最後の別れの
キスをした。

浄土真宗というものは、棺の中に想い出の品とか何も入れないそうだ。
ということで前日に買っておいたパックの“いいちこ”もNGになってしまい、ハンカチに浸して口に
つけてあげるということをしてあげた。
最後の焼酎、喜んでくれたかな・・・。

「戒名」も浄土真宗では「法名」ということ。
我々親戚一同は今回この「法名」に驚いた。
というのは、最初の三文字が「文祥院・・・・」となっていたからだ。

僕の名前は漢字で「祥文」と書く。
これはダーダが考えて名付けてくれたものだ。
その僕の名前をひっくり返したものが法名の最初の二文字とは・・・。
最後の最後までウマが合うというか、一番可愛がってくれてんだなぁと思った。

これからもしばらく行事は続くし、親戚と顔を合わすこともある。
想い出話に花が咲くこともあるだろうけど、実は僕はまだ信じられない部分がある。

僕が泊まりに行ったら、ひょっこりまた夜中に起きてきたり、新大久保の路地でバッタリ出くわしたり、
そんなことがあるんじゃないか?って思ったりもする。

でももう会えないんだよね・・・。

人はいずれ死ぬものなんだなぁ。



合掌