夫婦で楽しむナチュラル スロー ライフ

日々の生活、男の料理、庭仕事、気になった事など気ままに綴っています。

令和2年 篆刻(てんこく)勉強会に行く

2020年01月19日 | 篆刻
今日は今年初めての篆刻勉強会でした。
打瀬の公民館へ
まずは新年の挨拶をして、昨年12月の
課題(今年一番心に残った漢字一字)の
講評を先生から受けます。

昨年は年号が平成から令和に変わりましたが、私の
パソコンは「れいわ」と打ち込むと未だ「0話」と出る。
 
昨年は災害が多く、嵐が吹き荒れ、家屋が倒れ
涙を流す事が多かった。
   
政治の世界では不正(偽善者)が多く発覚。
総理主催の桜を見る会が怪しい(?)会だと
追求され、招待客の名前を隠し、桜も泣く。
  
「ところで桜の字の古い漢字を
 知っていますよね?」と先生

「貝が二つ並んでいる文字(櫻)ね?」

「昔この字を『2階(貝が二つで2貝)の
 女が気(木)にかかる』と覚えました」と先生。
なるほど、面白い覚え方。私は初めて知った。
「二階の女が気にかかる」なんとなく艶かしい感じがする。
艶かしい櫻を見る会に艶めかしくない方をお呼びになった
安倍さん。これには困った。でしょう。

中国に何度も行かれている先生に
中国では簡体字が多くなってますが
 習字を書くときも簡体字なんですか?」と
聞いたら
「そうですね、簡体字で書いてます。
 物を買って領収書貰うと(簡体字)
 何て書いてあるか判らない。今の
 若い人は繁体字は書けなくなっている」
と先生。
中国の簡体字は繁体字より美的(間が抜けている)
ではないと、私は思ってしまう。
まあこれも(中国簡体字)も慣れてしまえば
なんとも思わなくなる?かです。

そういう意味では日本の昔の人は偉かった。
漢字を簡略化してひらがなやカタカナを
作り上げた。


今日は見学者が一人来ました。
「以前から篆刻に興味がありました
 ゴム版で名前などを掘っていましたが
 石に掘るのは初めてです」と言っていた。
試しに石に印刀で刻してみましたが、ゴム版に
刻すのと石に刻すのでは全く違い、中々難しい。
少しづつ刻して慣れていくしかありません。
「ゴム版ハンコは劣化しますが石に
 刻すといつまでも持ちますよね?」という。
確かにゴム版ハンコは劣化しますが、石に
刻したものは石を砕かない限り何年経っても
劣化しない。石は失敗したら削り直しが利く
篆刻は小さな美の世界ですが、やってみると
以外と面白い。
Nさんが石に文字を写し取る方法(マジック転写)を
試して見せた。
 
「簡単に綺麗にできるのですね」と新人さん。
初めて篆刻を習う人は慣れないと少々大変な事も
ありますが、新人さん続けていってほしいね。

私は1月の課題「好古」を提出
朱文と白文
 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする