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夫婦で楽しむナチュラル スロー ライフ

日々の生活、男の料理、庭仕事、気になった事など気ままに綴っています。

5月の篆刻(てんこく)勉強会に行く

2025年05月25日 | 篆刻
今日は打瀬の公民館で篆刻サークルの勉強会でした。
みなさん集まって、4月の課題(春にふさわしい語句)の
講評を先生から受けました。
以下先生の講評です。

満堂佳氣陽春
 
一見して見事な陽刻の作である。小篆の伸びやかな
動きが心地よい。辺縁少し太めに。


春暁
 
一寸(約3cm)印にこれだけの字数を刻す技に感心。
刻は勿論、布字の苦労もあったと思う。拡大して
異和なき作はすばらしい。

一寸(約3cm)の印に20文字を刻す。
「どうやって刻したの?印刀の太さは?」と思わず聞いてしまった。

春和景明

丁寧に刻した小篆作は清々として明解の作たり
各文字よく練られた作といえる。


春和景明

四等分に分割した印篆作はよく安定す。逆に変化に
やや乏しくなること意に止めて工夫あれ。


桜梅桃杏

これは自作の語なりや?左半に、やや軽さがあること一考
木ヘンの変化は良いが辺縁は一考のこと。


春風煦育(しゅんぷうくいく:春の風はいろいろなものを育てる)

四字中で「育」字やや刻味が異なり「月」細めがよい。
満白印にしてもよかったか。


桃三季四

小生もこの字句を刻したことあり。なつかしい。
回文にしたのは正解たり。辺縁は下線を太めがよろしい。


春可楽(はるたのしむしむべし)

一見して「楽」字大きく見えて異和感あり。逆に楽を
中央にして上下に朱を見せるも一興。


春可楽

甲骨文字の個性的な印である。「春」字の下線は
短めでも可。辺縁は文字に似合わず大胆にカットすべし。


以下は先生の作品
丸い印に細かい文字「無浄印」が刻してある。
名前印 「石斎」  
  

恵風和暢(けいふうわちょう)此地に宗山(中国の山)嶺あり
 
字形を参考にしてみてという事で、先生が若い頃に刻した作品です。
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篆刻作品作りの一夜漬け

2025年05月24日 | 篆刻
今日は夜になって篆刻の競刻課題作品を仕上げました。
5月の課題は「金石交」(きんせきのまじわり)
印稿は出来ていたので

今日はそれを写し取り、朱文白文の2点、刻しました。
 
月に一度の篆刻勉強会ですが課題作りはいつも一夜漬けに
なってしまいます。これではいい作品が出来ないか?
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篆刻(てんこく)勉強会に行く

2025年04月20日 | 篆刻
今日は篆刻サークルの勉強会でした。
大ちゃんのお母さんに打瀬の公民館まで送ってもらう。

3月の課題は「平恕(へいじょ 慈悲深い、持平寛仁
 公平正義、寛厚仁慈などの意味)」
課題の講評を先生から受ける

  
この様な変形印は中々配置が難しいものなるも
バランスよく刻しており、さすがの好印である。


   
柔和な刀線であり温かさある。対角にに配置の
ため、短い辺縁を入れたが、なくてもよかったか

右側はパソコンで修正してみました。

   
互いに伸展する長線がこの印を特徴づけている。
辺縁も変化あり上品に仕上げた「女」の縦画が
長すぎて辺縁と重なった。一考


  
花びらの変形印に刻し楽しさ十分の作「平」の
一画目は一考の余地あり


  
二文字下部の長線が個性的なるも「心」の字の
左線は一考


  
「平」下部の広い空間が個性的で印象的なり。
左字はやや平均にバランスをとりすぎたか。


   
印面に大らかに文字配分し、ゆったり感がある。
「平」字下部の点画の動き一考


   
二字共に文字として異和感あり。辞典にあるや
なしや一考

辞典にありました。

   
文字は大胆に刀線の変化が個性的な好印。
左字「心」の下線やや長し。石が硬かったか
辺縁の欠けが。


  
確かに個性的な作といえるが、思いが強すぎたか
どこかで一線を画すことも大事。


  
この様な刻法は単調さが前面に出るため印趣の
高さは望めない。右辺部がやや窮屈。印が欠けたためか。


  
辺縁の力感と変化に対して素直な線の伸びが美しい。
文字はさすがの作。下部互いに向きあう長線の
工夫余地あり。


ベイタウンの並木道にマロニエの花が咲き始めていました。
 
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篆刻(てんこく)4月の課題を刻す

2025年04月19日 | 篆刻
明日は篆刻サークルの勉強会がある。
退院してきて何かと忙しく、4月の月例競刻課題が
出来上がっていない。昨日今日で作品を仕上げました。
課題は「春にふさわしい語句」という事ですが
春にふさわしい語句なんていうのは「春眠暁を覚えず」
というのはすぐ思い浮かぶけど、そのほかの語句は
あまり思い浮かばない。
こういう時はネットで調べるのが一番とネット検索
春和景明(しゅんわ-けいめい)を選びました。
春の日の穏やかで、光の明るいさま。春の穏やかで
明るい陽気のこと。「春和」は春の和らいだ様子。
「景」は日差し・日光の意。
「春はるは和やわらぎ景けいは明あきらかなり」

とネットに出ていた。
どうにか、朱文、白文の2点の作品ができました。
 
やれやれ毎度お馴染みの切羽詰まった頃に作品を作る。
ゆとりを持って刻せばもっといい作品ができたか?です。
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3月の篆刻(てんこく)サークル勉強会に行く

2025年03月16日 | 篆刻
今日は篆刻サークルの勉強会でした。
朝から雨模様、大ちゃんのお父さんに打瀬の公民館まで
車で送ってもらいました。

今日は先生が旅行のためお休みでしたが、プリントされた
先生からの講評をみんなで読み上げました。
以下、先生の講評です。
 
ナカダ NAKADA
六分印の側面を使用した作。横に二種の
文字表記で実用印(シール)との事。
左右の伸展が良ろしい。

確かにシールに押印したら使えるね。

ひらがな印
絵手紙用に仮名一文字を刻したとの事。
文字回りの回線が印を引きしめて良。
文字の動きが自然体で好感


パンダ
楽しい作である。パンダの絵が中心になり
やや不満もあるが丁寧に工夫をこらした
印にて実用的に使うのもいい。

印の色はわざわざこの色にした

あうん
対角に朱白を配した独特の構成はみごと
朱白の文字が躍動す。うんのバランスは
一考あり。

「あ・うんを調べたら『あ・ん』ではなくて『う』が
つくのよね。それで『う』を後から足した」と白状した。

thank you
単体の英文字をしっかりと刻した流動的な
配置がよい。ハートマークは不要。少女趣味に
なったかな。

80過ぎてもついつい少女趣味が出てしまう。

いろは歌
変体仮名を交えた仮名で筆意と刻が合致して良
印泥の色は明るい方が合致したかな。


かすがまつり
単体のひらがなであるが印面に文字がよく
動いて変化が感じられてよし。辺縁はカナ文字に
合わず一考を要す。

3月15日は春日大社のお祭りだそうな。

pale blue dot
英文字と図柄を合わせた動きある好印。
隅の点の表現力は技術の高さに感服

「太陽系から遠ざかるボイジャーが送ってきた
 最後の地球の写真がpale blue dot(淡く青い点)と
 呼ばれた」とSさんの説明書きに書いてある。
ネットで調べたら、約60億km離れたボイジャーから
送られてきた地球は確かに淡く青い点に見える。
「地球の絵は描くの大変だから日本地図にした」とSさん
なかなかいいね。

しまえなが
仮名作の構成を生かして流動の文字がみごと
辺縁カットするもよいか。

しまえなが(鳥)の写真が添付されていた。


雪雲
一見して迫力ある作なるも仮名としては重い
今少し削り込んで辺縁も軽やかにすべし

朱文だから削り込む(線を細くする)事できるね。とみんな。

ダイヤモンドダスト
片仮名の鋭味を大胆に表わし、文字の配置も
工夫されている。拡大すると白点が散らばり
文字そのものである。


先生の参考印作品
 

 
みんなで色々言い合ってなかなか面白い
篆刻勉強会でした。
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篆刻(てんこく)3月の課題を刻す

2025年03月15日 | 篆刻
篆刻サークルの勉強会が明日ある。昨日、今日とで
月例競刻の作品を仕上げました。3月の課題は
平恕(へいじょ=正しくて思いやりがあること)
印の大きさ八分(約2、5cm)
朱文、白文の出来上がりです。

誰もが正しくて思いやりのある人間であれば
戦争なんて起こらないし、人間関係のいざこざなんて
ないのでしょうが、そうはいかない。
「平恕」の文字、心の中に留めておきましょう。
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篆刻(てんこく)の刻し方

2025年02月19日 | 篆刻
先日、篆刻勉強会でNさんが刻し方の見本を見せてくれた。
原稿に「桃杏不言 下自成蹊」とある。

かなり大きな石に八文字を入れてある。
「文字の刻し方は外側から刻していくといい」と
Nさん。印稿通りにきれいに刻していく。
 
Nさんは引き刀で刻していましたが
押し刀に慣れるのも必要です」と先生。
推し刀はなかなか難しい。

「自分のやり易い方法で良い」と先生。
刻し方の見本参考になりました。

さて先月の篆刻勉強会で米袋の篆書文字が
なんていう意味かわからずでしたが、Oさんが
調べてきてくれた。
  
解らなかった篆書文字は「炊飯技能不問」と
なりました。この文字が解る人はどれくらい
いるのでしょうか?「サキホコレ」面白いね。
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篆刻(てんこく)2月の勉強会に行く

2025年02月17日 | 篆刻
昨日は篆刻サークルの勉強会でした。
大ちゃんのお父さんが打瀬の公民館まで送ってくれました。
全員の出席で1月の課題(新年にふさわしい吉語)の
講評を受けました。以下先生の講評です

福綏(ふくすい 幸福にして安泰である事)

辺縁は借縁及び太くした文字、小篆の伸びやかな作
中央斜めの刀線が印にアクセントを与えて好印たり
雅味も程良くさすがの好印


長楽萬年

印影が薄いせいか鮮明さが不足し、刀線の見極めに
苦労した。安定感ある刻で分間布白も良い。印影
二度推しの工夫も


嘉祥

二字朱文印で文字よく伸展して好印たり。
文字辺縁の表情申し分なきも「嘉」字やや間延び
より高みの練度を望む。


嘉祥

過不足なく文字の表現がみられ好印たるも初心者の
域を出ぬ作は不満。分間布白を原稿作成時に
熟考されたし。


平安是福

四字朱文の作にて配置もよい。印篆の重みを
生かし辺縁の強さも好感。周縁界線に大きな
欠けを入れ、4角をカットすること試考あれ


瀚墨遊戯(かんぼくゆうぎ 書画や詩を楽しむ)

四字共に画数の多い文字への刻に感嘆。
丁寧に運刀され白文印の重み十分たり。
字形選択もよい


新春来福

十字界線が印面を分割してアクセントとなって
好感。多文字が分割内でよく動きをみせる。
「示」辺やや小さかったか


慶雲興(けいうんおこる)

一見「雲」字小さく見え、他字とのバランスを欠く
辺縁は太く漢印の趣を感じて好印


慶雲興

「雲」を圧縮して布字全体の調和を図る。白文印
として安定力感あり一見満白印にせまるか、回りの
赤をのこす。

陽和近(ようわちかし 寒さの中にも春を感じる)

「陽」字下部の構成が大胆で個性が光る。その
風趣ウィお他字にも取り入れたかった


慨当以慷(がいしてまさにもってこうすべし)

字画がよく伸展し明解な朱文である「忄(りっしんべん)」
が二字あり印形を変化させる区分も良い


憂思難忘(ゆうしわすれがたし)

文字の画数、「心」字の配置を考慮して回文にしている
小篆よく伸展して流動感あり見事な好印である



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篆刻(てんこく)二月の課題を刻す

2025年02月15日 | 篆刻
今度の日曜日(16日)は篆刻サークルの勉強会です。
連日、何やかやと忙しく課題を作る暇がありませんでした。
今日は午前中課題作りです。2月の課題は自由課題ですが
ひらがな印、カタカナ印、ローマ字(英字)印です。
さて、自由課題で何を刻そうかと迷います。
英字はThank Youと決まったもののひらがな印は思案した
時間がないので簡単なものにしようと思ったものの
なかなか思いつかない。と、思いついたのが先日来ビデオで
撮っておいた向田邦子のドラマ「あ・うん」を見ていて
「これだ」となりました。
 
 
石は青田石巴林石(パリン)
午前中に一気に仕上げました。「あ・うん」の「う」は
ちょっと狭かったかな。まあ、出来上がってよかった。
明日提出です。

それにしても向田邦子のドラマ「あ・うん」昭和を描いていて面白い。
最近は面白いドラマがなくなっているので昔のドラマを
再放送してほしいいと切に願う婆さんです。
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1月の篆刻(てんこく)勉強会

2025年01月19日 | 篆刻
今日も忙しかった。午前中は篆刻サークルの勉強会でした
サークル会員全員が集まり、今年もよろしくお願いします。
昨年12月の講評(後日アップ)を受けて、
 
今年1月の課題表の作成をした後。

Sさんが秋田のお米「サキホコレ」の米袋を
持って来た。袋に篆書体が描かれている。なかなか
おしゃれな米袋です。

「秋系821は分かるけど、こっちの丸印は
 何て書いてあるか?」みんな分からずでした。
 
篆刻勉強会から急ぎ帰ってきて、次はコンサートへ
つづく
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篆刻(てんこく)1月の課題を刻す

2025年01月17日 | 篆刻
今度の日曜日は篆刻サークルがある。
今年初めての勉強会です。今日は課題を刻しました。
1月の課題は「新年にふさわしい吉語」です
パソコンで課題選び
嘉祥(かしょう)を選びました。
嘉祥で調べたら、何やらラーメン店やお菓子に因む記事が
やたらに出てくる。元号にも嘉祥時代があった。
めでたい言葉なので、ま、いいかです。
朱文、
 
白文
 
2点出来上がりです。
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今年最後の篆刻(てんこく)勉強会

2024年12月22日 | 篆刻
今日は今年最後の篆刻勉強会でした。
先ずは11月の月例競刻の課題(賀状印)の講評です。
以下先生の講評です。

嘉福成基(良き幸福は物事の基礎をなす)

十字界線をとり入れた小篆の作。迷いのない運刀ぶりは
他の範といえり、辺縁も上品さありてよし。


慶賀光春

小篆の風趣で文字廻りに余白広くゆったりとした感が
心地よい。辺縁は太く堂々として作品を引き締めて
好感たり。春の「日」を横に広げると良いかも。


笑門来福

賀状印にふさわしい語を刻された。辺縁と重なる文字線
の処理に工夫の要あり。丁寧な運刀はさすがである。


謹賀新年

定番の賀状の語を刻している。印面に四字をバランス
よく配置しており好印たり。実用印ながら芸域の
高さをみせている。


干支印

年賀状に押印するものだが、ちょっと怖い。

旺光韶景(おうこうしょうけい 盛んに美しい光がさしこめる
     のどかな春の景色)

一見して辺縁の変化に目を見張らせられた。今までにない
風趣を感じさせられる。


蘇民将来(疫病よけの神の名)

文字、辺縁共に丁寧な刻で好印たり。神様の名前とのこと
名前印の回文は不自然と思う。

今年は母上様が亡くなったので賀状印は刻さなかった。



賀状印として白文は重すぎないか一考。上部の「目玉」の
ような点画は篆刻にはないと思うが、いかがか。




一線一刀の原則に立ち返った刻を望みたい。ややデザイン的
傾向は一考のこと。上部の一線は不用。


賀正

非常に手のこんだ作にて楽しめる作たり。菱形に文字を
横に取りこみ朱白同印、工夫された作たり。


寿

「寿」の金文印一文字たり。回りの余白が広すぎたようだ
辺縁をもっと太くすることも一考されたし。


永受嘉福(いつまでもめでたい福を受ける)

左右に長い字形を配した工夫の作。「永」字のみ曲線が
目立ち、やや一貫性に欠けるか。風趣はさすが見事なり。


乙巳(きのとみ)

一見して可愛らしい印で楽しく見られるデザインの作。

先生作の干支印 亥 いのしし


篆刻サークル「石門印会」も20周年を迎えました。
会員のSさんからお祝いにささやの紅白まんじゅうを
頂きました。ありがたいことです。


 
Sさんの展示作品。お気に入りの楽しい篆刻印がたくさん散りばめてある。
 
講評が終わった後、約3週間に渡って篆刻展示会の作品撤去です。
再度篆刻作品を見て今年の篆刻勉強会終了です。

皆さんお疲れ様でした。
 
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篆刻(てんこく)展示会の展示作業に行く

2024年12月01日 | 篆刻
今日は篆刻展示会のための展示作業に打瀬の公民館まで
出かけました。今日は歩きで行ったので集合時間に少し
遅れてしまった。
篆刻サークル「石門印会」20周年ということです。
会員が集まって展示作業です。公民館の通路に展示

今回は20周年という事で力作が揃った。

20年間でたくさん刻した印。

「名前印は人にあげちゃったから、印は手元に
 残っていない」という。
かわいい印を貰った人は喜んだでしょう。
 
可愛らしいデザインの印、虫食いの葉っぱは本物
 
展示作業が終わって記念撮影。たくさんいた会員数も
お年を召して退会する人が多くなりました。

早速、見る人がいました。

篆刻は知っている人が少なく
「要はハンコです。石に彫ります」というと
「硬い石に掘るの?」と驚く。説明すると納得します。
珍しそうに見ていきました。
展示会は21日迄、興味のある方は見に行ってください。

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篆刻(てんこく)作品展の作品制作と仕上げ

2024年11月30日 | 篆刻
打瀬の公民館で12月2日から篆刻作品の展示会を
開きます。篆刻サークル「石門印会」が20周年になる。
早いものでそんなに長く篆刻を習っていたか。です。

作品は3点出します。1年間の月例競刻を一枚にして

他は小品(楓林江色寒)と来年の干支(乙巳)を刻す。
 
楓林・・・には楓の文字がついているのでカエデの
葉っぱを小学校から拾ってきて入れてみた。

ボランティアで忙しく木、金と身を入れて作品作り
何とか出来上がりました。明日、展示作業です。
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11月の篆刻(てんこく)勉強会に行く

2024年11月17日 | 篆刻
今日は月に一度の篆刻勉強会でした。
11月とは思えない程、暖かい。お天気が良く打瀬の
街路樹のナンキンハゼが紅葉してきました。
 

サークルの皆さん全員集合して10月の篆刻の
課題「楓林江色寒」(ふうりんこうしょくさむし
楓の林に霜が降りて葉は赤く景色がひとしお寒く見られる)

講評を先生から受けます。印の大きさ八分(約2、5m)
から一寸(約3cm)以下先生の講評

  
小篆を印面にバランスよく配置し刀線の伸びやかさは
すばらしい。丁寧な刻は氏の定評であり感嘆の作である。

Nさんは趙之謙、徐三庚を参考にしているとの事。

  
「木」ヘンを二文字に共通のアイデアは良い。ただし
「林」の字が読みにくい。刀線の動きの変化は小気味よい。


  
細部まで刀味の切れ味あるも文字の配置にやや難がある。
左行は三等分でよろしいのでは。


  
回文の作なるも、その必要があったのか。右二文字が
重い。雅味を入れ過ぎて字形が崩れる注意。


  
左右の重さの配分に差がある。刀線の太・細も気になる。
「色」字が目立つ。左下部の朱の空間の処理が一考あり。


  
小篆でよく配置された好印たるも「寒」字が他字比して
強さ欠く。辺縁に太さの変化をつけること一考。


  
三字・二字の配字でよくまとめている。細部までよく
伸展あり辺縁太くてもよかったか。


  
印面に十分伸展した印にて迫力を感じさせる力作である。
印篆の風格十分の作である。

  
  
印面にバランスよく配置されているが文字今少し太く
補刀すると力感がでよう。白文は特にこのこと大事。


  
伸びやかでよく分間布白を考慮した作である。明快で
余白生々とした好印たり。


先生の参考印
1、「万象」辺縁を手本とせよ。
 
2、「體露金風」章法、一文字でもせんの太・細を入れる。
 
3、「墨戯」周縁回線も、太さ、入線する辺縁も考慮せよ。
 
辺縁回線を入れるのも難しい。
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