今日は打瀬の公民館で篆刻サークルの勉強会でした。
みなさん集まって、4月の課題(春にふさわしい語句)の
講評を先生から受けました。
以下先生の講評です。
満堂佳氣陽春

一見して見事な陽刻の作である。小篆の伸びやかな
動きが心地よい。辺縁少し太めに。
春暁

一寸(約3cm)印にこれだけの字数を刻す技に感心。
刻は勿論、布字の苦労もあったと思う。拡大して
異和なき作はすばらしい。
一寸(約3cm)の印に20文字を刻す。
「どうやって刻したの?印刀の太さは?」と思わず聞いてしまった。
春和景明

丁寧に刻した小篆作は清々として明解の作たり
各文字よく練られた作といえる。
春和景明

四等分に分割した印篆作はよく安定す。逆に変化に
やや乏しくなること意に止めて工夫あれ。
桜梅桃杏

これは自作の語なりや?左半に、やや軽さがあること一考
木ヘンの変化は良いが辺縁は一考のこと。
春風煦育(しゅんぷうくいく:春の風はいろいろなものを育てる)

四字中で「育」字やや刻味が異なり「月」細めがよい。
満白印にしてもよかったか。
桃三季四

小生もこの字句を刻したことあり。なつかしい。
回文にしたのは正解たり。辺縁は下線を太めがよろしい。
春可楽(はるたのしむしむべし)

一見して「楽」字大きく見えて異和感あり。逆に楽を
中央にして上下に朱を見せるも一興。
春可楽

甲骨文字の個性的な印である。「春」字の下線は
短めでも可。辺縁は文字に似合わず大胆にカットすべし。
以下は先生の作品
丸い印に細かい文字「無浄印」が刻してある。
名前印 「石斎」

恵風和暢(けいふうわちょう)此地に宗山(中国の山)嶺あり

字形を参考にしてみてという事で、先生が若い頃に刻した作品です。
みなさん集まって、4月の課題(春にふさわしい語句)の
講評を先生から受けました。
以下先生の講評です。
満堂佳氣陽春


一見して見事な陽刻の作である。小篆の伸びやかな
動きが心地よい。辺縁少し太めに。
春暁


一寸(約3cm)印にこれだけの字数を刻す技に感心。
刻は勿論、布字の苦労もあったと思う。拡大して
異和なき作はすばらしい。
一寸(約3cm)の印に20文字を刻す。
「どうやって刻したの?印刀の太さは?」と思わず聞いてしまった。
春和景明

丁寧に刻した小篆作は清々として明解の作たり
各文字よく練られた作といえる。
春和景明

四等分に分割した印篆作はよく安定す。逆に変化に
やや乏しくなること意に止めて工夫あれ。
桜梅桃杏

これは自作の語なりや?左半に、やや軽さがあること一考
木ヘンの変化は良いが辺縁は一考のこと。
春風煦育(しゅんぷうくいく:春の風はいろいろなものを育てる)

四字中で「育」字やや刻味が異なり「月」細めがよい。
満白印にしてもよかったか。
桃三季四

小生もこの字句を刻したことあり。なつかしい。
回文にしたのは正解たり。辺縁は下線を太めがよろしい。
春可楽(はるたのしむしむべし)

一見して「楽」字大きく見えて異和感あり。逆に楽を
中央にして上下に朱を見せるも一興。
春可楽

甲骨文字の個性的な印である。「春」字の下線は
短めでも可。辺縁は文字に似合わず大胆にカットすべし。
以下は先生の作品
丸い印に細かい文字「無浄印」が刻してある。
名前印 「石斎」



恵風和暢(けいふうわちょう)此地に宗山(中国の山)嶺あり


字形を参考にしてみてという事で、先生が若い頃に刻した作品です。