夫婦で楽しむナチュラル スロー ライフ

日々の生活、男の料理、庭仕事、気になった事など気ままに綴っています。

「タカシ 大丈夫な猫」の本は評判がいい

2023年01月31日 | 愛読書
午後、お掃除ボランティアに行っての帰り、同じ町内会の
散歩中のMさんに出会いました。Mさんも元気そうでした。
「ご主人(父ちゃん)よくなって良かったですね」とMさん
久々にお会いしたMさんに父ちゃんの状況を話した。

「ところで、ブログに書いてある猫の本
 苅谷さん(著者)てあそこの曲がり角の家?」
「そうです」
「黒岩さんってあの黒岩さん」
「そう、あの黒岩さん」
長く町会のお仕事をしていたMさんは家の在処をよく知っている。
「猫のタカシの本貸しましょうか?」と言ったら
「いえ、もう買いました。一気に読みましたよ
 面白かった。文章が素晴らしい。いい本です。
 黒岩さんの家の前を通る事あるけど、あの猫は
 見た事がないな」とMさん。
今は寒いからあまり外に出てこないのでしょう。
暖かくなったらNさんの庭に遊びにくる事でしょう。

数年前Nさんの家の飼い猫りんちゃんとタカシが
Nさんの庭の芝生で転げ回って遊んでいるのを見た。
二本足でぴょんぴょん走っていたが止まるとこてんと
横になってしまうが、最近は上手に猫座りが出来ていた。

苅谷さんは健気なタカシをみて本にした。
瀕死のタカシを助けた黒岩さんにタカシは恩返しを
したという事です。
アマゾンで販売しているタカシの本、すでに星5つの
評価が付いている。お勧めの本です。
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理学療法士と歩く練習

2023年01月31日 | 闘病
今日は理学療法士のお兄ちゃんがきて足のリハビリをしてくれた。
9ヶ月も入院していた父ちゃんは要介護5の認定を受け
昨年8月に退院。その後は自宅介護となりました。その間
週に3回理学療法士さんがきてリハビリを行ってくれた。
退院直後はよろよろと歩いていた父ちゃんリハビリの甲斐あって
随分よく歩けるようになりました。
足指がまだよく動かないので足指のリハビリです。
最後に外に出て歩く練習です。足指がよく動かないと踵から
踏み出す事がよく出来ない。療法士のお兄さん父ちゃんの
足元を見ながら歩きます。
 
今日は療法士のお兄さんと足を切断してしまった方の話を聞いた。
「義足はドイツが一番進んでいます。日本も
 まあまあですが、足に合わせる義足を作ると
 車一台買えてしまうくらいお金がかかり、
 高いのは1000万します。東南アジアの
 義足はひどいです。カンボジアに研修旅行
 行ってみてきましたが、木を彫って作った
 義足でした」とスマホの写真を見せてくれた。
理学療法士のお兄さんは若いのに(29歳)なかなかの
勉強家です。お兄さんのお陰で父ちゃんは歩けるようになりました。

リハビリが終わり今日は久々にスーパーまで歩きました。
父ちゃんがスーパーへ行く理由は「ビールを買うこと」。
のんびり歩きながら1時間半の散歩でした。


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松ぼっくり(松笠)を拾いに行く

2023年01月29日 | 我が家の暖房
昨日の夕方、サークル仲間のMさんから
松ぼっくり拾っておいたよ」と聞いたので貰いに行きました。
が、連絡しないで行ったので残念ながら留守。
で、松ぼっくりが落ちている近くの公園に行ってみたら
松ぼっくりがたくさん落ちていました。
嬉しくなって薄暗がりの中、拾い集めました。
 
松ぼっくりがあったとさ〜♪と心の中歌いながら
拾った。
大きな手提げ袋2つに松ぼっくりを満杯にして、チャリを
走らせ交差点で信号待ちをしていたら、袋から溢れる程の
松ぼっくりを見て、知らない爺さんが
「その松ぼっくり何にするんだい?」と聞いてきた。
「焚き付けにします」
「風呂のか?」
「いいえストーブのです」
「ストーブか。いいな〜、昔は風呂の焚き付けに
 松ぼっくりを拾いに行かされたな〜」と爺さん
懐かしそうに話した。
松ぼっくりは松油を含んでいるのでカマドや風呂の
焚き付けに重宝して、子供の頃近くの里山に松ぼっくりを
拾いに行かされました。友達と競って拾ったものです。

今公園の松ぼっくりは拾う人が誰もいない。ましてや
ストーブの燃料にする家なんて殆どいなくなりました。
誰も拾わない松ぼっくり、我が家にとってありがたい燃料です。
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二本足の猫の本「タカシ 大丈夫な猫」を読んだ

2023年01月27日 | 愛読書
先日、「タカシ 大丈夫な猫」と言う二本足の猫の話を
ネットで試し読みをした。
続きを早く読んでみたいと思って居たら散歩仲間の
Nさんが早くも届けてくれた。
作者(苅谷夏子さん)のサイン入りです。
 
Nさんの飼い猫(りんちゃん)とNさん(ナカノさん)も
たくさん登場している。

本の帯には
立つ、走る、木に登る、恋をする!二本足の猫タカシと
見守り支える人間たちの勇気と愛情の記録。
とある。
わたしはタカシのことをまったく何も知らないうちから、
惹きつけられた。知りたいと思った。
夕ぐれのさびしい小道にたたずみ、そして駆けていく
あの静かに落ちついた「大丈夫」な姿に心をぐっと
つかまれたのだ。
本文より。

作者の苅谷さんが二本足の猫を見つけて驚き、一生懸命
生きる姿を見て本にしました。

二本足の猫タカシは散歩仲間Nさんのお宅のお隣に
お住まいの黒岩さんの飼い猫で、事故に遭った子猫を
拾いその成長記録をドキュメンタリータッチで
描いている。届けてくれた本一気に読み終わりました。

小泉さよさんのさりげないタカシのイラストもいい。
 
二本足の猫、たかが猫と言うなかれ、命を大事にする
優しい人に救われたタカシは障害猫ですが、障害を
ものともせずに今も元気に生きている。
「この頃タカシはあまり遊びに来ない」とNさん
寒いので外に出てこないのでしょう。

ジャンルに児童書、対象は 中学生からとなっているが
婆さんが読んでも面白い。
気弱になっている人間「迷える子羊」(どうすれば
いいのか分からず困っている人)が読んだら勇気を
もらえる一冊かも。Amazonで発売中です。
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父ちゃんのリハビリと散髪

2023年01月26日 | 家族
今日も朝から忙しい9時から理学療法士のお兄さんが来て
父ちゃんはリハビリを受けました。肩から肩甲骨の筋肉
ストレッチです。少しづつ手が上がるように動かします。
 
「アメリカではリハビリをやる気のない患者は
 追い返されてしまうそうです」と療法士のお兄さん。
リハビリやる気のない人間に施術しても金の無駄という事か。
日本では追い返されるようなことはありませんが
「やりたがらない人はたくさんいます」とお兄さん。
そういえば、亡くなった兄もリハビリをやりたがらない
人だった。
「そんなもの(リハビリ)やったってどうせ
 (生きているのが)長くはねぇ」と言ってリハビリを
拒み義姉を困らせていた。
「硬くなった筋肉を少しづつ剥がすように解して
 いけば、時間はかかりますが治ります」と
療法士のお兄ちゃん言う。約30分のストレッチで
「軽くなった」と父ちゃん言う。

リハビリが終わって10時から今度は訪問理容士さんが来て
散髪をしてもらいました。
「Kさんお元気になられましたね〜」若い美人の理容師さん。
頭をきれいにしてもらって喜ぶ父ちゃん。

要介護5の父ちゃんは2月いっぱいは幅広く訪問介護を
受けられるが次回の審査では要介護度が下がる事間違いなし。
3月からどれだけの介護支援を受ける事が出来るか?です。
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箒草(コキア)で草箒を作る

2023年01月25日 | 手作り
散歩に行って拾ってきた箒草(コキア)で箒を作ってみた。

束ねて茎を縛っただけで簡単草箒ができる。

最近はコキアなんて洒落た名前で呼ばれていますが
昔は箒草と呼んでいた。畑の淵に植えてあり枯れると
箒を作り重宝しました。
今は観賞用として赤く色づく園芸品種になって
売られている。それを使って箒を作るなんて人は
いなくなり、捨てられていた。
コキアを拾って持ち帰る私をみて、散歩仲間の
Nさんは呆れる。良い拾い物でした。
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二本足の猫の本「タカシ 大丈夫な猫」が出版される

2023年01月23日 | 愛読書
散歩仲間のNさん宅のお隣さんに二本足の猫が飼われている。
数年前からNさん宅の広い芝生の庭でNさんの飼い猫と
二本足で芝生の上を駆け回って遊んでいたのを良く見かけた。
「二本足で健気だね〜」といつも話しているが、知らない人が
近寄ると逃げてしまい、二本足でも走るのは結構早い。
Nさんの飼い猫(りんちゃん)が急死してからも「タカシ」は
少し寂しそうだけど、Nさん宅の芝生で日向ぼっこをしている。
 
そんな「タカシ」を見かけたご近所さんが感激して本に纏めた。
先日、Nさんから「タカシ」の「本が上梓されたよ」と連絡あり、

パソコンでで検索。本の題名は「タカシ 大丈夫な猫苅谷夏子
岩波書店発行
「さすが良い大学出ている人は文章が上手い」とNさん。
イラストは猫イラストを多く手がける小泉さよさん
いい本に出来上がっています。試し読み
1月26日刊行。「タカシ」の本早く読んでみたい。
苅谷夏子さんの他の本も読んでみたくなった。
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篆刻(てんこく)で雅号印を刻す

2023年01月22日 | 篆刻
今日は訪問看護がないので朝から篆刻の印作り。
お習字を習っている友達から
「雅号印を刻して欲しい」と連絡あり、OKしました。
篆刻が上達するのは「たくさん刻す事です」という。
雅号は「香葉」朱文で印の大きさ八分(約2、5cm)
細い線をきれいに刻す朱文もいいですが
刻したのはこれ↓
 
勉強会で
「いい言葉ではないですが『汚く刻す』のも
 たまにはいいです」と先生が言っていた。
それではと、今回はゴツゴツと『汚く』刻してみた。
先生の言う通りなかなか味があるではないかと自負?
「篆刻では1mmの細さは細いうちに入りません」と言う。
細い線をきれいに刻すのは大変なのでこのような味の
ある朱文の刻もいいと思いました。
さて先生の講評は如何に?です。
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ストーブ用の薪を貰ってきた

2023年01月21日 | 我が家の暖房
午前中、在宅医の訪問があり医師の診察と前回の
血液検査の結果を教えてもらった。
「栄養状態はいいですね。腎機能や肝機能の
 数値も問題ないでしょう。カリウムが
 足りないようなので薬を処方しておきます」と先生。
「食べ物でカリウムが多く含まれるの何ですか?」
「バナナとか小松菜に多く含まれています」と先生。
今のところ心配する事はあまりないようで、父ちゃん
これで遠慮なく酒が飲めると喜ぶ。

午後からサークルのお仲間から薪(廃材)を貰ってきました。
大ちゃんのお父さんが大きな材は電鋸で切ってくれ
父ちゃんはナタで細かく切って焚き付けにする。
 
薪割りをしてくれる大ちゃんのお父さんを見て
「ありがたいな〜」と父ちゃん。
元気になったとはいえ、薪を割る為に斧を振り上げる
力は父ちゃんには未だない。

昨年夏、父ちゃんが退院してきて我が家にもエアコンを
取り付けました。
寒い朝はエアコンで部屋を温め薪ストーブを点け
部屋が暖まったらエアコンを消す。エアコンはすぐに
暖かくなって便利ですが薪ストーブの暖かさ
経験してしまうと、モワッとした暖かさのエアコンより
サラッとした暖かさの薪ストーブは心地よい。
頂いた薪で暖をとる我が家です。ありがたいこっちゃです。
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散歩仲間と続けた散歩が3年目に入った。

2023年01月20日 | 散歩
今日は糖尿病の薬を貰いに掛かりつけのの医者に行った。
「変わりありませんか?先月調べたHbA1c
 数値が6・7と下がってる。凄いじゃない」と先生
「父ちゃんの看病で動き回ってるからかしら?」
「そうかもしれないね。お父さん良くなって
 良かったわね。奇跡みたいよ。奥さんの
 看病のお陰よ」と先生が褒めてくれたが、
「これは私だけでなく、家族や訪問看護
 医師、リハビリ療法士のお陰です。
 今度、父ちゃん連れてきます」と言ったら
先生嬉しそうにしていた。

やれやれHbA1cの数値が下がったものの安心すると
また上がる。気をつけよう。

夕方散歩仲間といつもの疏水をお喋りしながら
一回り。女同士お喋りは尽きることがない。
公園に戻ってきたら紅梅が満開で散り始めていた。
 
夕方は西の空に富士山と金星(左上白い点)が見えた。

明日も良い天気でしょう。
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空き巣に入られた家

2023年01月20日 | 災害
ご近所に大きな敷地の空き家がある。
先日、その家の前にパトカーが止まっていた。
大ちゃんのお母さんが
「パトカーが止まっているよ」ということで、
野次馬の私は見に行ってみた。

家の家主が来ていて警察官と話していた。
「空き巣に入られた」との事。いつも雨戸が
閉まったまま、庭には草が生え手入れがされていない。
これでは「誰も住んでいませんよ」とみられ
空き巣にはもってこいの「物件」である。

お掃除ボランティアで時々草取りを頼まれる。
誰も住んでいないお家の草取りも頼まれた事もあり
近くに管理を頼まれている人が
「草茫々にしておくと(空き巣に)狙われやすい」
と言っていた。
ご近所さんの家はまさしくその通りで家の前を
通る度、荒れた庭を見て(空き巣に)「狙われるぞ」
と思っていました。
空き巣の被害にあった次の日に庭師が来て庭の垣根や
草取りをしていった。遅きに失したです。

ご近所に空き巣が入るという事件はあまり気持ちの
良い事ではありません。気をつけましょう。
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盆栽のスミレが咲いた

2023年01月19日 | ガーデニング
未だ1月というのに盆栽仕立てにしてあった匂いスミレが
咲き始めた。赤い溶岩石は富士山の山荘から持ってきた。

苔は拾い物。匂いスミレは友達の家から頂いてきた。
お金のかかっていない苔盆栽です。

先日、お掃除ボランティアに行ったお宅で廃棄処分
するという焼き物の豆盆栽鉢を貰ってきた。
公園に実生のグミの苗木が生えていたので頂いてきた。
苔を貼って豆盆栽の出来上がり。

道端にいろいろな苔が生えている。チャリや
歩きで、通る道に生えているいろいろな種類の苔を
探すのも面白い。
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靴を頂く

2023年01月17日 | ファッション
午前中、所用があってお掃除ボランティアのNPO法人の
事務者に行って来ました。チャリで20分程の所にある。
用を済ませ、事務所内にあるバザー用品を覗いてみた。
目についた物↓

「ダンスシューズのような素敵な靴」と思い手に取って
サイズを見たら私にぴったりの23、5。履き心地も良い。
お値段は?「無料」とあった。
事務所の人に
「この靴、本当に無料なの?」と聞いたら
「はい、お持ちください」という。赤と黒2足頂いてきた。
本革エナメル、デザインもいい。あまり履いていないようで
きれいな赤です。
赤い靴のブランドはtsumori chisato WALKと書いてある。
 
帰ってきて
「良いもの貰って来ちゃった」と父ちゃんに見せたら
「又、赤か」と呆れ顔していた。
「婆さんが赤い靴はおかしい?」と聞いたら
「どうぞどうぞ、勝手にお履きください」と言った。
どういう訳か私の所には赤い靴が集まって来てしまう。

年取ったら黒やグレー茶色などより赤い色が似合うと
思うのですが、赤はちょっとね〜と思うのでしょう。
良い貰い物で、時々事務者に立ち寄ってみよう。
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篆刻(てんこく)1月の勉強会に行く

2023年01月15日 | 篆刻
今日は篆刻石門印会の勉強会でした。
令和4年12月の競刻課題(今年一年一番
心に残った漢字一文字 楷書で刻す)の講評です。

以下先生の講評


しっかりと細部にまで刀がよく働き、切り口の鋭さが
すばらしい。周縁の界線が印面をよく引き締めて
好印である。

シン、おかす 他人の領分領土に入り込む。
他の主権を害する。せめいる、かすめる
ロシアがウクライナにしていること!

  
左右対称の文字であるが字形をやや斜傾して動きを
出している。切り口も鋭さがあり好印たり。周縁の
界線はややポツポツ感ありて一考のこと。

一年楽しく過ごせた。それが一番

  
文字の払い止めに楷書としてのメリハリがありしっかり
刻されている。白文で文字回りの朱が重く感じられるので
界線を入れるのもよい。


  
きれいに刻されているが印の大きさから、やや細めに
感じられる。肉厚の重さを一考されたい。合わせて
辺縁にも厚みがあればよい。

球技(野球)ロッテの佐々木選手の完全試合と大谷選手活躍

  
やや遊び心が強すぎたか。楷書としては変形しすぎたか。
文字の各部にまとまりを欠いたようだ。

戦争で何もかも壊され恐ろしさを感じた。

  
文字辺縁に柔和さがあり優しさがみえる刻である。
「母」の横画にその想いが出ているようだ。

「母」という文字は書き方がなかなか難しい。
「横の線でバランスがとれている」と先生。
96歳のお母さんを思って刻した。

  
各線に伸びやかさが出ており、すっきりした楷書の
出来である。印泥の不十分さからくるのか、文字回りの
白点が気になる。

「印泥が硬くなってしまってきれいに押せない」
「油を入れましたか」
「油を入れるのなんて知りませんでした」
「印泥用の油があるから持って来てあげる」
「椿油でも良いそう」
「近頃は印泥も石も高くなった。中国からの
 入荷が少なくなったのか?」

  
刀味十分で鋭さがよく出ている。右半分がやや大きく
感じとれるが自由さがみてとれてよろしい。やや
きれいに刻しすぎたかと思う。

周りに欠けを入れていないから「未完」だそうな。

  
四角の中の丸印を取り入れての作で、やや焦点が
ずれたかもしれない。文字は丁寧な刻でさっぱりとしている。
重みが不足とも言えようか。

「丸を白文にしても良かったか。きれいな文字
 ではなく汚くした文字でもよかったか」と先生。
丸く収まってほしくて丸印にしました。
ロシアとウクライナとの戦争。コロナとの戦い。
物価の値上がりの全ての戦いの終わりを願っている。

先生が昔刻した印
朱文

白文

多字印


Ndさんが模写した鳥獣戯画の墨絵
各所に「高山寺」の印が押されている。


講評とお喋りの楽しい勉強会でした。
 
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篆刻(てんこく)1月の課題を刻す

2023年01月14日 | 篆刻
明日は篆刻の勉強会です。何やかやと忙しく
1月の提出課題が出来ていないので、今朝は
朝食後一気に刻しました。
1月の課題は「新年にふさわしい言葉。春に
ふさわしい語句」という事でネット検索
「枯木逢春」(こぼくほうしゅん、辛く苦しい
 状況から抜け出ることのたとえ。
 弱ったものや不遇な境遇にあるものが、
 勢いを取り戻すことのたとえ。
 枯れているように見える木も、春になれば
 生き返るという意味から。
「枯木春に逢う」とも読む。

を選びました。

朱文白文の出来上がりです。
 
意味は闘病を乗り越えた父ちゃんそのものかも。
ともあれ提出期間に間に合って良かった。
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