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地方で考える ●oyajiの侃々諤々

北信濃の豊かな自然と歴史に抱かれて過ごす日々・・・

ちょっと斜に構えてみれば
???と思うことも多いですね~

「おおばんどころ」

2018-04-25 | Weblog

4月25日(水)                          23/14℃

 

第3子ご誕生、おめでとうございますウイリアム王子、キャサリン妃 

これで2男1女

お幸せですね

それにしても7時間後に退院ですか 

 

《キャサリン妃が男児出産 沿道の人たちに笑顔》   (4月24日YAHOOJAPANニュース/FNN)

「・・・ウィリアム王子とともに、赤いワンピース姿で病院から出て来たキャサリン妃は、白いブランケットにくるんだ赤ちゃんを抱いて、沿道の人たちに手を振り、笑顔で応えた」

 

今日は入会している、隣市の歴史グループの総会です

隣市は昔は同じ藩、同じ郡・・・

今もつながりは深いですね

 

またまた村時代の『公民館報』から故(ふる)きを温(たず)ねてみます

 

❶ あの頃は「自転車税」「荷車税」があった!

昭和25年(1950)12月の《昭和25年度(新税)村税目中 主要税目の別調定表》によれば、「村民税」「固定資産税」の他に「自転車税」「荷車税」「犬税」があります

「自転車税」「荷車税」は、今の「自動車税」ですか

(イメージです)

これは昭和33年(1958)には廃止されたようです
ネット情報によると

「市町村税の総得収入の2%に過ぎず、事務手続き等の費用が多額で、本来の目的である道路破損負担金としての性格がなくなったのです。明治・大正・昭和の3代続いたこの税が初期の目的を果たして廃税となりました」

ちなみにこの村では、「村民税」に対して「自転車税」は約7.2%、「荷車税」は約7.3%でした

 

面白いことは廃止の理由の「事務手続き等の費用が多額・・・」という点

そこで ↓ この記事

 

《ゆうちょ銀、限度額超過通知で月数十億円 撤廃でも別コスト懸念》   (3月27日産経新聞)

「ゆうちょ銀行の貯金に設けられた預入限度額への対応で、ゆうちょ銀に毎月数十億円の事務費用が発生していることが26日、関係者への取材で分かった。限度額を超えた利用者に毎月1万件の通知はがきを送るなどの負担があるという。ゆうちょ銀の親会社の日本郵政は限度額撤廃を求め、負担を軽減したい考えだが、限度額撤廃は別の負担増につながる恐れもある」

 

事務内容はわかりませんが、何事にもコストが必要で、新たな施策の裏には膨大な額の事務経費がともなっている場合があるってことの証

だから

新たな施策を論議するときには、表には出てこない事務経費の多寡についても一体として論議すべし!!

持論です

 

❷ 村が消防自動車を買った

《懸案の消防自動車購入》は昭和30年(1955)2月の記事ですが、かねて懸案の消防自動車を200万円で購入したもの

当時常設消防はまだなくて、主力は村の消防団の可搬式ポンプ・・・

消防小屋からリアカーで引いていきました

役場職員の兼務体制とはいえ、消防自動車の購入は画期的だったはず

その消防自動車、jiiji も記憶にあります

 

❸ 小字の「おおばんどころ」って、何が由来?

昭和29年(1954)12月の《村にはどのような字(アザ)があるでしょうか》は貴重な資料です

字はもともと “同一時期に開発された田畑などの一まとまりをさす呼び名であったが、江戸時代に検地帳に登録されて固定化したもの” のようですが、農業が廃れた今日では小字は消えゆく運命

・・・としてもこの「おおばんどころ」

大番所==番所とは縁がないですよね?!

その他、「お茶屋」「下御殿」「上御殿」「御馬出し」など歴史の奥を感じさせる、気になる名称があります

 

その地区には「金堀」の小字もあって、金堀地蔵が祀られてます

 “武田の軍資金” にまつわる民話もありますから、一体どんな歴史が潜んでいるんでしょうか?

何かと楽しめる『公民館報』です

 

 

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