連想

会社の休憩スペースからは多摩川がみえる。

多摩川に乗って流れていけば、前の会社のすぐそばまで行けてしまう。
多摩川沿いを東から西へ転職したような位置関係である。

休憩時、そんな川について始まった話が巡り巡ってゴルゴ13の話になっていた。

・川の水が少ない
・でも台風のときは多かった
・ビニールシートの家って流されちゃうのかね
・前にたまたまビニールシートの家を覗いたが、意外と快適にできている
・空き缶拾ってけっこういい金になるんだよ
・身体を壊すと保険もないから終わりだけど、その日暮らしなら快適だろう
・もし身体壊したりして施設に収容されたら、その家はどうなるのか
・誰か他のホームレスが入り込んで住み着くだろう
・小学生の頃、遊びで作った秘密基地がホームレスに占拠された
・サバイバルゲームとかをやっているときに、基地とかを作って遊んでいた
・最近はエアーガンとかはさっぱり見ない
・最近はテレビゲームでやれちゃうからだろう
・ゲームセンターにもけっこうあるんだよ
・ガンダムのリアルなやつがあって、飲んだ後にみんなでやるとおもしろい
・ゴルゴ13の、暗殺ゲームもあった
・じーっとチャンスを伺って、一瞬の隙に射殺する
・そんなゲーム、酔ってふらふらの状態ではできないだろう

このようにして、外の川を見ながら話はゴルゴ13にまで発展していった。

肉が肉屋で

今日のことである。

会社帰り、肉でも焼いて食べるかと思い肉屋へ。
何人か並んでいる列の一番後ろへ。
並びながらケースをみる。
何を食べようか。

ケースの上に、お買得商品としてアメリカンドックが置かれている。
1本50円、安い！
ヨメもアメリカンドックは好きである。
50円なら4本買っても200円だ。
これは買わないわけにはいくまい。

この時点で、肉はどうでもよくなっていた。
アメリカンドックさえ買えればよかった。

が、私の2人前に並んでいたオバハンがアメリカンドックを買っている。
この時点で後ろから見た感じでアメリカンドックは残り2本となってしまっている。
これはマズイ状況だ。
私の前にはまだ1人並んでいる。
その人が2本買ってしまったら、私のアメリカンドックがなくなってしまうではないか。

私の前の人がアメリカンドックを買わないように祈る。
ショウケースに写る自分の姿に向かって祈る。

が、その祈りの最中に、とんでもない声が耳に届く。
先ほどの、私の2人前に並んでいたオバハンである。
『あ、その残りのアメリカンドックももらっちゃうわ。』

ああああああ～？？？
なんだ、その“ついでに買っちゃえ”というような、全く計画的と思えない買い方は！
後ろに並ぶ、その2本を虎視眈々と狙っていた私の立場がないではないか！

こうして私の狙っていたアメリカンドックは心無いオバハンの気まぐれによってなくなってしまった。

明日の初体験

明日は初体験、外出である。

展示会というやつである。
朝は会社に行くが、10時くらいには出てしまう。
今の会社の人間として外出するのは初めてのことである。

そういえば今日も初体験があった。

ふりかけである。
前から食堂にふりかけを持ち込もうということは考え準備していたが、今日、思い切って実行に移してみた。

ご飯をとり、オカズはあまり考えずに野菜類の小鉢を2つ取り、味噌汁を取る。
300円しない昼食。
ふりかけがあればご飯は美味しく味わえる。

一緒に食べているチームの人が「ふりかけいいなぁ～！」と言う。
ふりかけ、流行るかもしれない。

今日は昼食後に生命保険の勧誘と最後の密会の予定であり、昼飯のときもそれが話題になる。
私「オバちゃんが『なおちゃん、スポーツソックスって使う？？』って言うから『いやぁ、むしろ食べ物のほうが・・・』って言ったら『じゃあお菓子買ってくる！』って言ってたんですよ～。」
先輩「お菓子じゃなくてふりかけにしてもらえよ！」

ふりかけ、本当に流行りそうである。
居酒屋シルとしてふりかけを自作してみようかとも思っている。

便利

今日の帰りはバスを利用してしまった。

歩くかバスを使うか迷っていた。
私の中に存在する体育会系の私は歩くことを強要しようとするが、私の中に存在する温室育ちの私はバスを利用することを強く勧めてくる。
朝の急ぎ歩きで足がガクガクしていたため、バスを利用することを選択。

バス、それは座っているだけで駅まで運んでくれるもの。
そして、40分かかって歩くところを10分ちょっとで運んでいってくれる。

歩いてみると、バスの便利さというものが実感できるものである。

不便

今朝のことである。

歩いて会社に行こうと、今日は普段の1本前の電車に乗る。
が、途中で後続の電車が遅れているための間隔調整で電車は遅れ始める。

結局日野駅に到着したときは、いつもと同じ時間。
歩いていくか、それともバスを利用するか。
歩いて40分だとすればギリギリ。
だが、急いで歩けば時間は縮まるはず。

結局歩くことを選択。
急ぎ歩きで25分、かなりよいペースで歩き続け、会社まではもうすぐ。
だが、そこに存在する上り坂。最後の関門。

そこまで急ぎ足で歩き続けることで既に足はパンパン。
これはこれでいい運動である。
剣道をやっていてもドラムを叩いていても、自分の足腰の弱さが気になっていた。
こうして歩くことで鍛えられれば一石二鳥だ。

今日は急いで歩いて約35分。
ということは、バスを利用するときと同じ電車に乗ったとしても、十分に歩くだけの時間はあるということである。

バスは不便である。

今回のライブ

一言でいえば、
『はやくて悲しい』
である。