基板ができたようです。

2016-07-28 12:35:56 | その他

ELECROWへ製造依頼してた基板ができあがったようです。
こうして発送前に画像を送って来るのが憎いですね(笑
今回は枚数限定特価で注文
PBA-MLAが50枚、BCL-LOOPusbが10枚
平均して1週間で製造完了、発送まで行く感じです。
そこからは使う発送業者で到着日数が変わり、今回もOCSを使ったので3日ほどで着くでしょう。
BCL-LOOPusbについては、完成品をEUへテスト依頼しようと思います。
ノートPCのUSBより電源が取れるので、ドングルSDRと合わせてお手軽ペディ用としてなんとか完成させたいもんです。

続いて下記基板を製造依頼して行きます。
BCL-LOOP12 10枚
QUAD22-EQ T 正式リリース版 10枚
磁気センサー基板 24個面付け 5枚
JC2アンプモジュール ピンコンパチ基板 LH0032版 10枚
GPSDO-FBCと3分配XF基板<<問合せも無いので作るかどうか思案中
アンテナアナライザー(RFワールド版)<<パターン作成中

ELECROWは使えますよ、みなさん是非!!

QUAD22-EQ Tの各種特性

2016-07-27 13:53:59 | オーディオ、音楽
FRPLUSを初めて使って測定
FRPLUSの設定もまだよく判ってませんが、とりあえずはアンプの傾向は判ります。
EQ基板はケースにも収納してなくて、机に置いてるだけです。
電源はそれぞれ安定化電源装置より供給



RIAA特性
これを見る限りは大幅な外れは無し。



RIAA偏差
下の方での誤差が割とあります。
1kHzのレベルと比較して、100Hz=-1.5dB、20Hz=-5dB
オリジナルの回路でのシミュレーションでも下はこんな感じなので、オリジナル定数特有の特性かも知れません。
音色的には中音重視のスカっとした音で、下はグラフでも判る通りで軽目の低音だと思います。




100Hzの入出力特性と歪率
歪1%で出力は約20V
低レベルでの盛り上がりは誘導ノイズの影響です。




1kHzの入出力特性と歪率
歪1%で出力は約20V
低レベルでの盛り上がりは誘導ノイズの影響です。




10kHzの入出力特性と歪率
入力レベルが足らないのでクリップ点が判りませんが、恐らく1kHz時と変わらないはず。
低レベルでの盛り上がりは誘導ノイズの影響です。



以上のような結果でしたが、ケースに入れてきちんと組めば、低レベルでの歪率は良くなると思います。
クリップ点の出力電圧については、真空管のEQとしては満足のいくレベルだと思います。

スイスより発信

2016-07-26 16:30:22 | その他

弊社のアンテナ用AMP基板を、ブログにて紹介していただいてます。
BCL-LOOP12は、BCL-LOOP11の基板を流用していてbeta版になってます。
回路、デバイス、定数はほぼ決まりで、EU向けとしてアレスターを付けれるようにパターンを修正中
日本ではほとんどアレスターの出番は無いんですが、向こうでは入れないとダメな地域もあるようです。

BCL-LOOPusb基板も週末辺りには届きそうなんで、お手軽ペディ用として活躍しそうです。

QUAD22-EQ T 基板修正

2016-07-26 11:26:40 | オーディオ、音楽


試作した結果を反映させて修正
基板固定穴を2箇所追加
基板の角にアールを付けて面取り
シルク文字を1サイズ大きく
出力の10μFカップリングコンのフットプリントを修正
ヒーター用のパッドを修正
その他の細かい所の修正

一応製品版になります
普通にそこそこの特性は出ます
必要とする電源は
B電圧=DC240V 10mA以上
ヒーター電圧=DC6.3V 2A以上
各電流は1.5倍程度の余裕をみてます

基板のみ1枚2500円
基板完成品(球無し)1枚45000円
希望される方がいましたら、見積もり若しくは問合せよりどうぞ
使用する球は、CV4006と5687に決め打ちなので、ピン配互換じゃない球とかはそのままでは使えませんが、パターンのカットとジャンパーで対応できると思います。


以上

店長

QUAD22-EQ T 歪率

2016-07-25 21:07:24 | オーディオ、音楽

バラック状態ですが歪率を測ってみました。
データは画像の通りですが、ケースに入れてないバラック状態でもそこそこ良い数値が出てるので、十分鑑賞に耐える物と思います。
100Hz時のデータが他より悪いのは、誘導ノイズの影響と思います。
ちなみに裸の状態での残留ノイズレベルが20mV、A補正で2mV程度なので、ケースに入れて適正なアース周りの配線をすれば、たぶん一桁以上は下がると思います。

QUAD22-EQ RIAA特性

2016-07-25 11:24:26 | オーディオ、音楽

Lch



Rch

両CH共に問題なく、概ねRIAAカーブが出てます。
1kHzでのゲイン=26.5dB
もう少し低域が欲しい気もしますが、このカーブから想像するとシャキッとした音の雰囲気かも?

初段(CV4006)カソードのパスコン容量を、現在47μFにしてますが、ここを22μF位にしてやると、200Hzから80Hz位までのレベルが上がります<<低域の量感が増える。

ただし50Hz以下が今度は落ちてくる<<レコードとかの反りに対しては良い方向。