かまぼこ板アンプ

2017-12-28 10:50:12 | オーディオ、音楽
表題からは意味不明ですね(笑
単に板の上に展開して組み上げたアンプ
大昔には良くあったパターンになります
板の上にビスで各パーツを取付、配線
入出力は端子台
現在だとシャーシー加工までは行かないバラックテストで良くやる手です
パワー管は英国のB級増幅管DA41(プラスバイアスで使用)、ヒーターはトリタンで明るく輝きます
ドライバーは6AH4を使いパワー管とはダイナミックカップル
初段はゲインを稼ぐために12AX7によるSRPP
シミュレーションではオーディオアンプとして使える動作はしています
実は3月にトリタン球限定の視聴会が開催されるらしくて、トリタン球好きとしてちょっと考え中
しかし全国的なメーリングリストには登録してもらってますが、支部のメーリングリストに参加してない物が試聴会に参加して良いものか?二の足中
一応会則違反にはならない一個人の趣味での作品になりますが・・・
以前に商用じゃないの?と言う案件の告知を断られてるので・・・

BCL-LOOP13rev2.0の部品について

2017-12-27 12:44:58 | その他
抵抗は秋月電子とかで手に入る1/6Wの物を想定
これよりも1サイズ大きい抵抗を縦向きに付けてる方もいますが、RF用途で縦向きはNGです。
パッドのピッチに合ったサイズの抵抗を使用してください。
セラミックとか電界コンデンサは足ピッチ2.54mmを想定
220uHのCHは足ピッチ5.08mmを想定しています。

部品を用意する場合は基板を確認してから購入してください。

以前に実際に有った例としてひとつ。
まともに動作しないから見て欲しいと言うご依頼。
現物を見て言葉に詰まりました・・・
大きいサイズの抵抗を全て縦付け。
しかも基板より抵抗の下端が3mmから5mmは浮かしてあったりイモ半田が多数、一目見てこれじゃまともに動作はしないよって事で、1個だけ合う抵抗を正規に付け、このように修正して欲しいと送り返した事もありました。
当方で全てを付け変えるなら一から作った方が早いので・・・

よって作るのに自身の無い方は、慣れた方へ依頼される方がベターです。

追伸
今回は部品の付いて無い基板のみの供給なので、部品の選定、組み立て方法、動作確認その他は全て自己解決でお願いします。

イモ半田はほんと多いですよ
半田付け作業を一から勉強して欲しいって位に・・・


以上

店長

9R59D

2017-12-26 22:55:41 | その他


そして本日の本命
泣く子も黙るトリオの9R59D
かなりお久しぶりなご対面。
50年前の機械だから性能的には全然期待してません。
とりあえず中波がガンガン入るのでOKでしょう。
15M帯以上は蚊の鳴くようなレベルでしか入らない。
短波の11M帯以下は普通に入ります。
総じて中華の1万円ラジオの方が実用になる・・・
まぁこんな感じです。
同じ50年前のアメリカの球受信機(ハマランとか)と比べると、全然負けてます・・・残念ながら技術と部品の差は歴然としてますね。
今はSDRとかでも立ち遅れてるし・・・日本の前途は暗いです。

DA41シングル

2017-12-25 11:39:44 | オーディオ、音楽






英国産B級増幅用の直熱三極管DA41を使ったシングルアンプ
回路形式はダイナミックカップル
球は手持ちの物で構成
終段の動作条件は
負荷トランス7kオーム
P電圧=+420V
P電流=80mA
G電圧=+25V
G電流=9mA
シミュレーションでの歪率もなかなか良いです。
もちろんNON-NFB
オーディオマニアには見向きもされない球ですが、その潜在能力は高くて使い方次第って感じです。
アンプとして同クラスのDA30の価格と比較すると・・・
DA30の1/25以下で手に入る球です。
オーディオ専用管だけが球じゃないと言う見本みたいな物ですね。
300BとかPX25その他を血眼に漁ってる貴方
いい加減に目を覚ましましょうよ(笑