完成した6688-CR型EQを測る
基板を机の上に置いたバラック状態です。
画像は100Hz、1kHz、10kHzの波形、入力レベルは一定
この波形レベルを見ると、ほぼRIAAのカーブに乗ってます。
1kHz時のゲインは42dBで、これもほぼ設計値と合ってます。
各周波数での最大出力は、NO-NFBアンプなのでクリップ点が判りずらいのですが、大体25V付近と思われます。
1kHzでの最大許容入力は200mV。
残留ノイズはバラック状態なので数値的にあまり意味がありませんが、約20mVでほとんどが誘導ハムになります。
この辺りはケースに組み込んでアースポイントを吟味すれば、容易に1mV以下に追い込めると思います。
CR型のEQなんで、数値よりも聴感での感覚が優先されます。
歪率とかはケースに入れて測らないと意味が無いので、簡単なシャーシーに仮組み込みしてから測ります。