6688-CR型EQ 測ってみました。

2016-12-31 23:22:53 | オーディオ、音楽






完成した6688-CR型EQを測る
基板を机の上に置いたバラック状態です。
画像は100Hz、1kHz、10kHzの波形、入力レベルは一定
この波形レベルを見ると、ほぼRIAAのカーブに乗ってます。
1kHz時のゲインは42dBで、これもほぼ設計値と合ってます。
各周波数での最大出力は、NO-NFBアンプなのでクリップ点が判りずらいのですが、大体25V付近と思われます。
1kHzでの最大許容入力は200mV。
残留ノイズはバラック状態なので数値的にあまり意味がありませんが、約20mVでほとんどが誘導ハムになります。
この辺りはケースに組み込んでアースポイントを吟味すれば、容易に1mV以下に追い込めると思います。
CR型のEQなんで、数値よりも聴感での感覚が優先されます。
歪率とかはケースに入れて測らないと意味が無いので、簡単なシャーシーに仮組み込みしてから測ります。

6688(E180F)×4 CR型RIAAイコライザーアンプその8

2016-12-31 17:09:48 | オーディオ、音楽


組んでみました。
テスト用電源を繋いでの各部の電圧チェックも異常無し
電圧配分も想定通り
後は測定器を繋いでの特性チェックと続きます。
裸基板の状態でのノイズレベルは20mV程度ですが、予想通り球で色々と変わり1本だけ外れ球がありました。
丁度の数しか球は買ってないので、後数本買って選別します。

MODEL7-EQ用真空管ベース基板

2016-12-30 18:13:10 | オーディオ、音楽


以前はL型のアルミアングルを加工してましたが、基板(t=2.0)で作れば簡単で手間いらずなので書いてみました。
これに幅10mmのL字のアルミ金物を付EQ基板を取り付けます。
金物を介さずに直に取り付ける方法もありますが、そこまでやっちゃうと作る楽しみも無くなりそうなんで、それは辞めにしておきます。
いずれにしてもCNCでのアルミ加工が減るので、作る側としては楽になります。

EQ基板+真空管ベース基板+L字アルミ金物×2のセットでの頒布とします。
単品売りはしません。

MODEL7-EQ-PCB完成

2016-12-29 20:28:24 | オーディオ、音楽


これで来年早々に製造依頼します。
基板は例によって角を少しだけ面取りしてます。
MARANTZ MODEL7-EQの基板化は、国内外問わず色々とありますね。
しかし今手に入る物は平面に展開した物ばかり。
今回の物は、最終的にはオリジナルと同様な立体的な展開になりますが、基板化によって作りやすくなってる面もあります。
真空管ソケット周りは別体で手配線になります。
自作真空管アンプマニアの方は、プリント基板を敬遠される傾向が強いと思いますが、今回の物に関してはどうなんでしょ?
興味あるところです。

MODEL7-EQ-PCBその8

2016-12-29 14:29:15 | オーディオ、音楽




高圧部の端子を分離して離す。
各パッドサイズとスルーホールサイズを見直し。
基板エッジの端子もこの形に変更。
これで穴にリードを差し込まない配線方法でも、線が付けやすくなります。
肝心要の位相補正と初段、次段のカップリングCは、オリジナルと同じく真空管ソケットに取り付けます。
音的には部品さえ吟味すればオリジナルとほとんど変わらないと思われます。
もし違いの判る方がいれば・・・それは神の耳としましょう。

これ位で終了
MODEL7も現代風に作ればこうなるよって感じで(笑
来年早々に製造依頼します。
こうご期待!