外教生活 in 中国山東省濰坊-淄博-泰安-済南&北京=>故郷へ

北京五輪の翌年(2009年)からの外教(外国籍教師)生活と地元での留学生との触れ合いを綴っています。

もう一人の候補生

2014年12月21日 | 日記
12月21日(日) 晴れ

火曜日の中国語学部での日本紹介への準備が進む中、留学希望の男子学生がその時間
空いていることを知り、通訳をお願いし、今日資料の確認とPPTに記載した
中国語の修正をお願いしました。

概ね問題なしでした。

寧ろそれ以上に嬉しい報告がありました。
彼はN1に合格していないからと広島大学の予備試験受験を自ら諦めたのですが
彼が登録した留学仲介会社から元々希望していた教育学研究科への紹介が可能という
知らせを貰ったのだそうです。
ただ、初めから正式な院生ではなく、研究生としてですので半年後に院生になれる
という保証はありませんが、大きな前進ですね。

この仲介会社へ払った手数料というのが3万元、この山東省では大卒の年収と言っても
いいくらいの金額なので、もしそれで無名の大学でも紹介されたらどうする?と
心配していたのですが、本人の希望を通してくれたので安心しました。

実は先日広大の予備試験を通過した学生も同じ仲介会社に登録しており、もし希望の
方面を紹介されれば、選択肢を増やす意味で再度考えればいいと話してはいるのですが
研究生スタートと修士生(広大の呼称は博士課程前期)スタートではかかる負担が
まるで違いますので、高い確率でそのまま入学と見ています。

一時は『ゼロ』になったと思われた広大留学候補生が一気に二人ともになり、またまた
興奮しております。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 世界に、中国語版 | トップ | 日本人学生と中国語 »

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。