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北京五輪の翌年(2009年)からの外教(外国籍教師)生活と地元での留学生との触れ合いを綴っています。

HSK受験

2010年11月28日 | 日記
11月28日(日) 青島・晴れ

体内時計が勝手に朝を教えてくれました。
窓の無い部屋なので足元灯だけ点けておいたのですがそれで十分でした。
7時に朝食、こちらのホテルで御馴染みになったホットオレンジジュースを
久々に飲みました(笑)
ただ、あまり利用客がいないのか、バッフェなんですが種類が少なかった。

7時45分にチェックアウトをし、試験会場の青島大学へ。
散歩を兼ねて、と歩いて行ったのですが10分もしないうちに到着しました。
場所としてはかなり便利ですね。来年も受験するならここに泊まるかな。

うちの学校を除いてそこそこ大きな大学なら大抵2つ以上の門があります。
青島大学の正門はこの西門なのかもしれませんね。バス停もありますし。
 
入口を入ったところでHSKの試験会場を示す横断幕を発見!
少し気持ちが高ぶりました。

”熱烈歓迎来青島大学参加HSK考試”
「HSK受験の皆さん、青島大学へようこそ」

受験会場の校舎へと続く道には小さな旗が掲げられていました。



受験会場は校舎の4階。どうやら2つの教室しか使っていなかったようで
こちらで言うメディアルーム。各席に仕切りがあり、イヤホンが設備されて
いる部屋です。これならヒヤリングの試験も問題ありませんね。
受験会場の教室に張り出された受験票を見ると、ネット経由で申し込み
この教室で受験するのは7人しかいなかったようです。
ということは・・・あとはほぼ青島市内。ま、当然でしょうね。
多くはここの留学生でしょう。試験監督と顔見知りらしき受験者もちらほら。
そして手にしているパスポートはほとんどが韓国のものでした。

試験は4部からなり、ヒヤリング、文法、語彙、読解
それぞれに時間が割り当てられています。
日本でのこういう語学系の試験は先の問題をやったり、後で全て見直すなど
できますが、ここではそれが許されません。
どこまで規則が好きなんだか・・・。
受験者は少数民族を除いて全て外国人なわけですから奇異に映りますね。

初めて見る試験問題、少々戸惑いました。
なにせ、維坊ではHSKの問題集を探すのが困難なのです。
よく行くデパートの書店に唯一1種類の本があったくらい。とても高価でした。
過去問さえもやったことがないので、時間配分もよく分かりませんでした。
それもあって今回は体験受験なのですけどね。

昨夜ジャスコ近くの本屋(維坊の書店の系列)に行きましたら、あるわあるわ
HSKの参考書。さすがは国際都市ですね。たくさんあって選べなかった。
試験終了後に再度その本屋に行きまして1冊買ってきました。
日本語の解説がある本です。さすがに韓国人が多いとあって韓国語の解説付
は多かったですね。

本屋から駅までバスに乗り、駅前マックで昼食を食べてすぐに新幹線に
乗りました。疲れ果ててバスの中でうつらうつら、新幹線の中でもうつらうつら。
新幹線の中から学校への凡その到着時間をたけしに知らせておりましたら
なんと、駅に迎えに来ておりました。なんとも律儀な奴です。
そんなことは知らない私は駅を出る頃にたけしから「先生、どこにいますか?」と
電話をもらって初めて彼が出口付近にいたことを知り、引き返した
というオチ付ですけどね。

約1ヶ月前のネット申込みから始まったHSK受験。
なんとか無事に終了。結果は芳しいものではないとは思いますが、来春に
向けて対策はできます。今回受領する等級よりは確実に一歩上に行く為に
また明日から中国語の勉強です。
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