外教生活 in 中国山東省濰坊-淄博-泰安-済南&北京=>故郷へ

北京五輪の翌年(2009年)からの外教(外国籍教師)生活と地元での留学生との触れ合いを綴っています。

見送り

2023年03月26日 | 日記

3月26日(日) 雨

花梅雨の言葉通り、梅雨を思わせる天気が
続いていますね。

昨日教え子を見送ってきました。
コロナ前に広大に入学した教え子、つまり
中国で直接に担当した学生としては
最後の一人です。

彼女はそのまま帰国しておそらく先に
帰国した彼氏君と結婚するはずです。
彼氏君の実家が済南にありますので
私が学校に戻れば現地で再会になるはず
だったのですが、
既に私はあちらには戻らない旨を通知して
いますので、再会は無期限延期ですね。

結婚式には参加したいと思っておりましたが
おそらくそれは叶わないので、先に
結婚祝いを渡しておきました。
夫婦箸です。

彼女は元々彼氏君が飼っていた猫を
そのまま持っていまして、昨日は
手荷物カウンターで猫を預けるという
初の体験をしました。


彼女曰く、預けられる数に制限があるそうで
やっと予約できた便が昨日の便だったのだと。

私が昨年5月に子猫を保護してからは
猫友になったわけですが、昨日彼女を
迎えに行く前に買い物したホームセンターで
たまたま見つけた“またたびスティック”を
一本あげてみたら、それまで緊張で固まって
いた猫ちゃんが元気になりました。

空港で軽く食事をして手荷物検査場で見送り。
今まで私が見てきた手荷物検査場はガラガラ
だったのですが、昨日は珍しく列をなして
いました。旅客が増えたのですね。

展望デッキで機内へのスロープ
(ボーディング・ブリッジと呼ぶそうです)を
見ていましたら、私の横にいた見送り客が
スマホで何やら話しており、ブリッジの中から
数人の乗客が手を振って来ていました。
そういう手段も確かにありですね。

すると、ブリッジ内で手を振る客を見て
私に気づいた教え子が手を振ってきました。

奇跡だ!

展望デッキで離陸まで見ているよ、という話は
したものの、ブリッジ内までは私も想定は
していませんでした。

離陸を見届け、彼女を羽田で迎えてくれる
教え子にメッセージを送りました。
昨年秋に卒業した教え子が浅草付近にいます。

無事に到着した教え子から夜に写真が
送られてきました。
隅田公園で撮影した夜桜とスカイツリーです。

予約の時点では「まだ咲いてないかもね」
なんて話していたのですが、
絶好のタイミングになりました。

これもまた奇跡ですね。

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