外教生活 in 中国山東省濰坊-淄博-泰安-済南&北京=>故郷へ

北京五輪の翌年(2009年)からの外教(外国籍教師)生活と地元での留学生との触れ合いを綴っています。

方向転換

2020年10月20日 | 日記
10月20日(火) 晴れ

先日ふとある疑問が湧いてきました。
「欠席多数によるペナルティはないのか?」
日本(の文系)では考えられないほど出欠に煩い
お国柄の割には成績における出席点の割合は30%。
矛盾してないか・・・?
まぁ、中国の矛盾はこれだけではないにしても。。。

それで主任に確認してみたところ
学校の規定を探してくれました。

『欠席数の累計が授業回数の1/3に到達超過した者は
 期末試験を受験する資格を取り消す』

さらには
「期末試験未受験の者は追試も受験不可」

これを先学期に知っていれば、、、、。

追試になる学生と言うのは普段から課題提出も無いものです。
やる気の無さを自ら示している学生にわざわざ追試を提供
するなんて過保護もいいところ。

主任から返信を貰ったあとで、3年生のある女子学生から
謝罪のメッセージが入りました。
「寮の中のある一人のPCで授業を見ていたので、
 他の学生がQQ上ではログインなしの状態でした。
 前もって先生に伝えてなくてすみません」

3年生は合同授業でしてその半数近くがログイン待ちの
状態だったので、不思議には思っていました。
このタイミングで3年生からメッセージが入ったということは
主任からの通達があったのでしょうね。

主任にはもう一つの案件を打診しました。
「私が日本にいてオンライン授業をしている期間中はQQへの
 ログインと課題提出の両方を満たして出席とみなします」と。

主任からは「分かりました」と返事。

これを厳しくゼロサム、つまりログインしても課題未提出なら
欠席扱い、で計算すれば、授業回数16回の科目なら
課題未提出6回でドロップアウトです。既に対象者がいます。


オンラインと課題それぞれ0.5ポイントとして計算すると
同科目で課題未提出11回でアウトです。

先週の3年生の授業で、この新たな決め事を伝えて
「未提出の課題は次の期限までに一緒に提出」するよう通知しました。
どの科目の課題も発表から提出期限まで1週間の時間を設けています。
それを守らないだけでも既に除外対象ですね。

ちょっと厳しくしたように見える裁量ですが、一歩引いて見れば
大甘だったのが中甘になったくらいかと。

今週の動きがどうなるか、楽しみです。

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今日の気になる話題
科学哲学の世界的権威の村上陽一郎・東大名誉教授
        「学術会議は戦後、共産党に支配されてきた」


「学問の自由を守れ!」とサヨクが叫んでいる中、こういう背景は
報道しない自由を行使されていますよね。
安倍総理辞任後、モリ・カケが使えないので、菅総理を糾弾するために
朝鮮放送が躍起になっているようにも見えます。
しかし、ネット上でその事実が暴露されればされるほど学術会議の
存続に異を唱える人が増えるわけで、サヨクが墓穴を掘っていることに
なるわけですが、鮮脳にはそれが分からないのでしょうね。

コメント
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