イグアイン、移籍へ
試合後、イグアインはマスコミに対し、移籍するつもりであることを自身の口から明らかにしました。
「僕自身のステージは終わりだと感じている、空気を変えたい。7年間は、強烈で、ハードで、幸福なものだった。考えた決断だった。辛いし、簡単なことではなかったけれど、他のクラブへ行きたい、新しいチャレンジをしたいと考えている。僕の家族もとても苦しんだ。これは決断したこと、クラブも僕も、ベストの解決ができればと願っている。」
「マドリーができるだけベストの判断をしてくれればと願っている。ブーイングされたから出て行くということではない。7年間いて、それ(ブーイング、ベルナベウでのドルトムント戦で受けた)を聞いたのはその時が初めてだった。それは別のこと、ただ自分はそれについて話をするつもりはない。ここに7年間居続けて、それは何かによるもの。ゴール数は、歴史的なファニートに並んで、マドリー史上14位になった。マドリーが僕にとって最善のことをしてくれるよう願っている。もう決めたことなんだ。昨シーズンも、僕たちには既にこの問題があり、話し合いをした。でもミステル(モウリーニョ)が僕に信頼を寄せてくれて、それにチームメイトたちも残るようにと言ってくれた。7年間ここにいた今は、これは合意のある決断だ。」
「何も自分に与えられなかった、ただいつでも死ぬまで働くということ。数字的には自分は幸福だし、自分の名前を呼んでくれるファンがいた。どこへ行くということは決めていない。クラブは、僕が出て行きたいと望んでいることを知っている。昨シーズンも話し合いが何度かあって、既に解決していた、それはもう決めたことだから。すべてがうまくいくよう願っている。」
「オファー? ユベントスから来ている。でもわからない。率直に、僕は出て行くということ。僕を本当に望んでいると言ってくれるところに行きたい。僕のような選手のクラスについて話をする人たちがいるが、僕にはわからない。幸せであるところに行く。ここには7年間いた。友人たち、仲間たちから離れることになる。個々を離れるつもりなのは、空気を変えたいと思っているから。これはもう決めたこと、だからこれ以上躊躇はしない。」
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うすうす感じていたことではありましたが…こうもはっきりと、もう決めちゃったんだなあと。
去年もそんな雰囲気があって、優勝パレードの時に選手たち全員分のサインが入ったユニフォームをイグアインが着てるのは、もう移籍するからじゃないかなんて話があったり。チームの仲間やモウの説得なんかもあったのかもしれませんが、1年残ってやって、でもやっぱり移籍したいと。7年間もマドリーの選手でいて、それでもまだ25歳。まだ別の可能性がある、同じところにいちゃいけないって思ったのかなあ。まだどことも決まっていないうちになんですが、うまくいかなかったら帰っておいで。
寂しくなります。悲しい。
アダン、移籍へ
最終節で出番があるかと思いましたがそれもなく。試合前にアダンは、移籍の意思を表明していました。
「クラブと話し合いをしなければいけない。もちろん僕の決断は決まっているし、クラブもそれを知っている。昨シーズンにも既にわかっていたことだ。もちろん僕はプレイしたい。26歳になって、シーズンに8試合の出場で良いということはない。出場時間を増やし、成長し続けたい。」
(契約が1年残っており、解決方法を話し合う必要がある)
「クラブと、誰にとってもベストの解決方法を見出すよう話し合っている。クラブも、完璧に僕の願いを知っている。何よりもプレイしたいということ。世界最高のGKイケル・カシージャスと、これだけのシーズンを送ったディエゴ・ロペスがいては、新しい監督が来て、僕が第1GKになると言ってくれるのは難しいだろう。僕の状況はそう大きくは変わらないだろうし、だから僕には物事が非常にはっきりしているし、クラブ側も同じように良く理解している。」
(今シーズンについて)「個人レベルではアップダウンがあった。」