けんきゅうきろく(と、あともうひとつ)

レアル・マドリー、リーガエスパニョーラ関係の、なんとなく気になるニュース。

リニューアルしました

2005-03-04 20:19:08 | football
なんか昨日辺りからマドリーのオフィシャルが変だと思っていたら・・・

リニューアルされてました。ちょっと色使いが明るくなったようですね。

ニュース画像も少し大きめになった感じです。

左は先日のベティス戦で144km/hという殺人級のシュートをゴールから8mの距離から叩き込んだロベカルです(数値は正確ではない可能性があります。そんなもんだと思ってください)。何年も前ですが、ロベカルのFKをもろにボディで受け止めてしまいその場に崩れこんだDFがいたような記憶があります。どの試合だったかなー。ベティス戦はこれから見ます。もう名前も言いたくない某W局さまは、録画試合を1日後の早朝に放送するっていうのはあれですか、嫌がらせってやつですか?そうですよねきっと。
そして右の画像はバレエのレッスンをするラウルとジダン…ではなく、練習に復帰した2人。このゴールがいったいどういう物理法則に基づいて存在しているのかはこの際おいておきましょう。インフルエンザで長いことお休みしていたラウルさんがようやく復帰です。ジダンも左臀部の筋肉はあまり良い状態ではないようで、メスタージャにはいかないでしょう。おそらくは照準は来週のユベントス戦。間に合わせろ~。

でも何よりも大変なのはやはりイケルです。彼1人でDF2、3人分くらいの価値があるはずのイケルは、ベティス戦で左脚の内転筋を痛めて途中交代しました。まだニュース映像だけですが、唇をまっすぐ結んで手をくるくる回して「交代してくれ」の合図をするイケル、悔しそうでした。
オフィシャルは土曜日のバレンシア戦は無理だろうとしていますが、AS紙は「カシージャスはバレンシア戦に出場する」との見出し。すべては今日のメディカルチェックに通るかどうかです。
フエラ、メスタージャでのバレンシア戦。監督が代わって上向きつつあるバレンシア相手なわけですから、もちろんイケルには出てほしい。や、もちろんセサルを信用してないわけじゃありません。セサルも好きですし、いいGKですし。
でもイケルはちょっと何かおかしいのですよ…本当におかしいんです。何をどうしたらあんなに止めまくれるのか、さっぱりわからない。バレンシア戦、せめてユーベ戦までには戻ってこれますように。ユーベ戦ではイケルの尊敬するジージ・ブッフォンが待ってます。

21時
ラウル、ジダン、オーウェン出場せず
回復中のラウルとジダンに加えて、胃腸炎でオーウェンがメスタージャ行きのリストから漏れたようです。胃腸炎!こんな大切なときに、よりにもよってオーウェン、君がか!胃腸炎か!

ロナウドとの相性考えたら、ポルには悪いけどグティFWってのでどうだろう…?

仲間が増える

2005-03-04 19:40:25 | 研究
この時期、毎年研究室で興味の対象となるものがあります。何かと言いますと「来年度の卒論生は何人いるの?誰?」。

1月から2月にかけて学部の3年生たちは来年度卒論を書く研究室(ゼミ)を決めます。基本的には、前期または後期の研究法でお世話になった研究室なのですが、そのとおりでなくてもかまわないことになっています。指導を受けたい先生のところに行き「こんなことやりたいんですけど受け入れてもらえますか?」ってな感じで交渉したりします。
もっとも今年から少しシステムが変わったらしく、いくつか希望先を書いて提出し、教員会議で検討して振り分けることになった様子。微妙に希望が通らなくて微妙な感じになっている学生さんも出てくる…

さて、我々の研究室では来年度4名の卒論生を受け入れることになりました。私が前期に研究法でお付き合いしたYKC君も来るそうで、ちょっと嬉しいです。自分が指導した結果「あそこの研究室だけはやめておこう~」なんて思われたら悲しいですからね。

先生方の中には、自分の研究法を取っていないと卒論を指導しないとか、自分の演習授業(専門性が高い)を取っていないと指導しないとか制限が厳しい方もいます。が、KKC先生は基本的に「来るもの拒まず派」。ということで4名のうち2名は研究法で我々の研究室に来ていない、よく知らない学生さんになりました。
こういうケースはちょっと不安です。卒論ともなると一年間べったりお付き合いいただくわけですから、ある程度性格的に研究室に合わない学生さんだと、学生さんも指導側も、お互いちょっと大変なことになるわけです。そんな不安を感じていたら、衝撃の事実が発覚しました。

私と同じ分野のことをやりたがってる学生さんが来るんですってよ!!

その分野に関しては、私が卒論を書いて以来ですから6年ぶりのことになります。というか私と同じ分野をやりたいということは、すなわち私がその学生さんを指導するということになるわけですね。決定事項。

驚きの事実を知らされて数週間後、その学生さんがこの研究室を訪れました。
うん…大丈夫そう、かも。ちょいと見た目はアレな感じの男の子ですが、たぶん興味のあることにはまじめに取り組むタイプだとにらみました。何しろ本人曰く「こんにちは、外見はあぁ見えても実は真面目なTSKです。」ってメール送ってくるくらいですから。

これから一年間、どうなるか楽しみであります。

スペインマジック

2005-03-01 23:04:26 | football
ラニエリがバレンシアをクビになったり
●幸谷さんの言う「監督が変わった後のキニエラ(サッカーくじ)は買い」の言葉どおり、そのバレンシアが勝っちゃったり(追:W局にて観戦中。例えバレンシアらしくPKはずしちゃってもファビオ・アウレリオが元気なのがたまらなく嬉しい。しかしアスンソン、赤紙だったのね…)
●マドリーはデポルティーボ様にさっくり負けてみたり
●モナコがダービー連敗という悲しいことになってたり
●リバプールがカーリング・カップ・ファイナルであああああああってな負け方をしてみたり(優勝やったー、っていうブログの記事を書き始めてたんですけどね~)
●雪まみれのピッチでバルサが最下位ヌマンシアと引分けてみたり
マラガがオサスナを6-1でボコボコにしたり
●あんなに元気だったビジャレアルもUEFAカップ疲れかサラゴサに負けてみたり(でもサラゴサもUEFAカップ組)
●サン・マメスではむちゃくちゃ強いはずのビルバオがUEFA杯でオーストリア・ウィーンに負けてしまったり(サン・マメスで負けっぱなしのマドリーの立場はどうなる)

そんな週末でした。

マドリーの負けをさりげなく紛れ込ませてみました。まだ前半10分までしか見れてないので、何にも書けないのです。
ま、そんなことを言ってる間もなく、今週はミッドウィークなのにリーガがあります。今夜はカタルーニャ・ダービー(バルサ対エスパニョル)、マドリーは明日ベルナベウに緑と白のベティスを迎えます。


↑純情素朴なイケルを「得点させろ~」と脅すベティスのホアキン(脚色あり)


マドリーではインフルエンザがかなり重かったらしいラウルがもう1回休み。今日の練習にも出て来れなかったくらいなので相当参っているようです。デポル戦で腰だかお尻を痛めたジダンもお休み。幸いなことにロナウドとグティ、エルゲラは復帰できるようです。ロナウド&オーウェンの2トップか……どうなるんでしょう?
一方のベティスは、FK大魔王のアスンソンがサスペンションのようです。ヤッター!

…となるかどうか実は未だ不明です。MARCAの記事ですが、タイトルは「マドリーはアスンソンのプレイを恐れる」。つまり最終的にサスペンションが延期になってアスンソンがマドリー戦でプレイできる可能性がある、らしい。
これは何かというと、要するに「この間の黄紙、おかしいと思います!」ってリーガの機構に申し立ててごちゃごちゃと審査していると、なんだかうやむやの内にサスペンションが次に延びたりする、世にも不思議なスペイン式マジックなのです。以前のFOOT!かリーガ中継(もちろんJSkySportsの)かで幸谷さんが説明してましたが、「興行的にこの試合にこの選手がいないと困る!」とか「相手が強豪なんで…」なーんて時に繰り出される奥の手、のようです。今シーズンだとバラハやデ・ラ・ペニャ、ロメロがこのマジックを使ってるらしい。マドリー戦はどのクラブにとっても興行的にオイシイので、マドリーが相手の場合にも使われる手です。先日のデポル-マドリー戦に本当なら5枚ためてお休みだったはずのスカちゃんが出られたのも、おそらくはこのマジック。

ま、マドリーだって確か昨シーズン、バレンシア戦を前にこのマジックを使ってフィーゴを召還したりしてますからお互い様です。

祈。アスンソン出ませんように……。

悲しき実験者

2005-03-01 20:06:27 | 研究
先週から絶賛実験中です(自分の)。週半ばに病に臥したりはしましたが、とにかく実験はやり始めたら勢いに乗ってデータを取りまくらないといけません。のんびりやってたらだんだんやる気がなくなってしまう気がするのです。

ということで先週は20人に対しスクリーニング実験を行いました。被験者ごとに実験に使う材料を選び出すため、1回実験室に来てもらってあらかじめ材料を評価してもらったのです。そしておよそ1週間後の今週、本来の目的である実験を行うことになります。
ところが。今日の実験はたいへん悲しいことになりました。

今日は7人分のデータを取る予定でした。
朝、1人から急用が入ったので予定変更希望、というメールが入りました。きちんと連絡していただけるのはありがたいことです。これで6人になりました。
1人目、2人目はうまくデータが取れました。
3人目。実験開始すぐの記憶テスト成績がよろしくない。基準を下回っています。

実は先週のスクリーニング段階が終了した後、自宅で覚えてきてほしい項目リストを各被験者さんにお渡ししてあったのです。この項目を覚えていないと本実験に進めないのです。
「もう1回リストを見れば思い出します」と被験者さん。それはそうなんですけど、でもチェックテストだけできても意味ないのね~。

この忙しい時期に何度も足を運ばせるのは申し訳ない。でも実験の要件なのだから妥協するわけにはいかない。(それに謝礼金を支払うんだからちょっとくらい強気に出てもいい…と思う!)
結局この3人目の被験者さんには別の日に来ていただくことになり、本日はお帰り願うことになりました。

4人目と5人目。同上。記憶テスト成績が…。
そして6人目、来ない。実験あるの、お忘れになったんですね?

本日の成果、2勝5敗。やっぱりラットちゃんズのほうがラクかも~。


と、実験がもたらす悲哀について思いをはせていたら、KKC先生に「論文は直したの?」と言われました。やります。可及的すみやかにやります。