ワインバーでのひととき

フィクションのワインのテイスティング対決のストーリーとワインバーでの女性ソムリエとの会話の楽しいワイン実用書

ワインバーでのひととき セカンド(改訂) 109ページ目 タブレットを操るソムリエ ペリエール?

2013-12-30 22:59:02 | ワインバーでのひととき2改訂三話まで完
【109ページ】

「ムルソー・シャルムに負けず劣らずすばらしいワインだ!」


 秋月が2本目のムルソーの感想を述べた。


「ワイン造りには、苦労が絶えないのですが、このワインを飲むと

それを惜しまず、手をかけているのが判りますね。」


 滝川社長と秋月は、和音がヴィンテージを示唆する言葉を発して

いるか、彼の言葉を頭の中で反芻していた。

苦労? いやこのワインは96年のヴィンテージではない。


「秋月さん、ワイン名は判りますか?」

「ええ、このワインはムルソー・ペリエールでシャルムと並ぶプルミエクリュだと

思いまます。 しかしドメーヌまでは・・・」

「ではヴィンテージは?」

「ヴィンテージは1985年だと思います。」

「和さん、ヴィンテージを答えてください」

「滝川社長、ムルソーのヴィンテージだけでいいのですね?」

「ええ、勿論! 秋月さんはプルミエクリュ名まで答えましたが、

勝敗に関係ありません。」


 和音は、もう一度グラスを手に取り、一口味見をした。


「ムルソーには、先ほど話したように数多くの種類があり、私が

飲んだことのないワインも多いですから・・・・」


 滝川社長は、和音の迷っている表情を見て、「何を迷っている、

私が流した情報でムルソー・ペリエールの1985年であることを

知っているだろう」と心の中で叫んだ。




次に野生のスミレを探す自然豊かな公園③ 蜻蛉池公園・大阪府立花の文化園

2013-12-30 20:42:19 | 公園のスミレ・スミレを探した公園
 杉村公園、松尾寺公園、大蓮公園(おおはす)と荒山公園(こうぜん)

の次にスミレを探す候補地は?

ヤフーの地図を見ながら新たに二つの大きな公園を見つけました。

2014年はこれらの六つの公園を中心に野生のスミレを探します。



 蜻蛉池公園(大阪府岸和田市三ヶ山町大池尻701) 

岸和田市中央の丘陵地帯にあって、ローズガーデンやあじさい園、水仙郷、

花木園では美しい季節の花々を観賞できるそうです。



 

 大阪府立花の文化園(大阪府河内長野市高向2292−1)

花の文化園は、大きな温室をそなえ、 四季折々の花と緑を堪能できるそうです。

甲子園の3倍の敷地。