ワインバーでのひととき

フィクションのワインのテイスティング対決のストーリーとワインバーでの女性ソムリエとの会話の楽しいワイン実用書

3 夢の中の講師 21ページ目

2009-09-17 23:37:37 | ワインバーでのひととき1~5アイデア集
【21ページ】


良子    和さん、昨夜、ワインスクールに通っている夢を見たの。

和音    楽しい夢だった?

良子    普通の夢!

      でも講師が和さんだったの。

和音    私が何か教えていたの?

良子    有名なワイン評論家パーカーのワイン評価についてです。

和音    難しいテーマですね?

良子    ワインの点数評価なんて無意味だと言っていました。

和音    それは過激な!

良子    夢の中ですから。

      例えば、中学生1組の生徒の英語のテストでの点数比較は、そのクラ

      スで誰が一番英語を理解しているかの判断基準になりますよね?
  
和音    そうだね。

良子    ところが、英語のテストで、中学生の100点と高校生の90点と

      大学生80点では、中学生の100点の生徒が一番英語を知っている

      と言えるでしょうか? 

和音    私がそんなこと言ったの?

      比べること自体おかしいね。

良子    さらにもう一例具体例をあげていました。

      講師の和さんは、私に質問したのです。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

3 女流棋士との対決 20ページ目

2009-09-17 23:27:58 | ワインバーでのひととき1~5アイデア集
【20ページ】


社長    和さんも、4本目が2本あるとは見抜けなかったようだね?

女流棋士  残念でした!

      和さんの書いたワイン名を見てください。

社長    カッツとムルソー、どう言うことだ!まさか?

女流棋士  そのまさかですね。

社長    私のトリックを見破っていたのか?

女流棋士  社長も私も、和さんに負けたようですね。

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする