ワインバーでのひととき

フィクションのワインのテイスティング対決のストーリーとワインバーでの女性ソムリエとの会話の楽しいワイン実用書

2 酒豪ソムリエ 105ページ目 

2009-08-07 22:39:14 | ワインバーでのひととき1~5アイデア集
【105ページ】


社長     立派なチーフソムリエじゃないですか?

酒豪ソムリエ ところが、テイスティングの研修が終わると、メンバーを一人選ん

       で、こう言うのです。「今日の研修で学んだ味覚を徹底的に舌に

       覚えこませよう!」


酒豪ソムリエはそのシーンについて話し始めた。


チーフ    今日は、中黒君に徹底的に飲んでもらいます。

中黒     よろしくお願い致します。

チーフ    中黒君だけに飲ますことはしない。

       私も同じように飲む!

       今日は、ブルゴーニュでナポレオンが愛飲したとして有名なシャン

       ベルタン、ではなくそれを産するジュヴレ・シャンベルタン村のワ

       インを1996年から2005年まで揃えている。

中黒     垂直テイスティングですね?

チーフ    そうだ。

       ここにワイングラスを二つ用意している。

中黒     大きなワイングラスですね?

チーフ    二つのグラスでボトル1本ちょうど入る。


大きなワイングラスに、ジュヴレ・シャンベルタンが他のソムリエによって注がれ

た。
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