ワインバーでのひととき

フィクションのワインのテイスティング対決のストーリーとワインバーでの女性ソムリエとの会話の楽しいワイン実用書

2 ホームレスソムリエ 78ページ目

2009-07-23 23:08:41 | ワインバーでのひととき1~5アイデア集
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社長の専属ソムリエがワインを包んでいる紙を取り払った。


社長    正解だ!

      次は、和さんにピュリニ・モンラッシェ3本のテイスティングをして

      もらいます。

      同じように、一番オールドなヴィンテージのワインを当ててください

      !

社長の専属ソムリエは、3本のワインを抜栓し、グラスに注いだ!そして和音は、

それぞれテイスティングをおこなった!


和音    お二人は・・・・・・・。

社長    何でしょう?

和音    私がピュリニ・モンラッシェを選ぶと予想していましたか?

社長    いいえ。

和音    3本の中から、一番オールドなヴィンテージを選ぶのは、簡単なよう

      で以外と難しい!

      40種近いワインをすべて飲んでいるわけではないので。

      おや左のワインは、かすかにナッツの香りが感じられる。

      真中のワインは、豊かなミネラル香がある!

      右のワインは、とてもシャープな味わいだ。

      これらは、ムルソーとシャブリとピュリニ・モンラッシェでしょう。

      同じブルゴーニュの白ワインのブドウ品種シャルドネでも、生産地

      によって違ってくる!