ワインバーでのひととき

フィクションのワインのテイスティング対決のストーリーとワインバーでの女性ソムリエとの会話の楽しいワイン実用書

2 催眠術師の挑戦 25ページ目

2009-06-19 23:05:29 | ワインバーでのひととき1~5アイデア集
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和音    それは、残念でしたね?

社長    その時から、シャトー・デュクリュ・ボーカイユが憧れのワイン

      になり、又このワインを飲めるようになってからは、一番のお気に入

      りになったのです。


その後も和音と社長は、次のシャトー・デュクリュ・ボーカイユを飲み、健康グッ

ズでの成功の話をしながら、打田の催眠術も楽しんだ。


社長    和さんと楽しい時間を過ごしてきましたが、そろそろテイスティング

      対決に移ってもよろしいですか?

和音    ええ、いいですよ。

社長    テイスティング対決の内容は、打田さんに任せています。

      打田さん、説明してください!

打田    ここにワインを2本用意しています。

      1本目は、赤ワインか白ワインを当ててもらいます。

      2本目は、シャトー・デュクリュ・ボーカイユですが、ヴィンテージ

      を当ててください!

和音    承知しました。

打田    1本目は、赤か白なので、和さんにとっては、やさし過ぎますね?

      この目隠しをして当ててください!

和音    わかりました。

和音は、目隠しをした。社長の専属ソムリエによって1本目のワインがグラスに

注がれた。


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