大宮喜三郎の腹黒徒然草  下巻

     沖の干潟遥かなれども、磯より潮の満つるが如し

アオの寒立ち

2012年02月17日 19時28分11秒 | 日記
 先週、近くの林道をセローで走ってきました。
 残雪も少なく走りやすかったのですが、この草ヒロの脇で大きな「ニホンカモシカ」に遭遇して大変驚かされました。

 なぜか人の姿を見ても恐れる様子もなく逃げないのです。
 更にヘルメットを脱いで目が合っても、岩の上からじーーぃっとこちらを見ています。
 まるで「もののけ姫」に出てくる「シシ神様」みたいでした。

 帰ってきて、この事を山奥育ちの閣下に話すと、それは「アオの寒立ち」って言うんだと教えてくれました。
 閣下は子供のころ、一日中おなじ崖の上で立ったまま動かなかった「 ニホンカモシカ」を見た事があるそうです。

 ここで一句、

        冬山の アオの寒立ち 凛として


 ちなみに、ニホンカモシカの英名は「Japanese serow」だそうです。
 あたしの愛車は、「YAMAHA SEROW」です(笑)。
コメント
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