大宮喜三郎の腹黒徒然草  下巻

     沖の干潟遥かなれども、磯より潮の満つるが如し

人も家もポンコツです。

2024年06月04日 19時35分23秒 | 日記
 人も家もポンコツです。これは、私の暮らしの中で、最も正直な言葉かもしれません。日々を過ごすこの古びた家は、まるで私の人生の縮図のようです。あちらこちらにガタが来て、ひとつ直せばまた別の箇所が壊れる。しかし、そんなボロ屋でも、なんとか共存しながら過ごしてきました。
   
 ある日の夜、激しい雨が降り始めました。雨音が強くなり、いつもの静かなメロディーが不協和音に変わっていきます。天井からポタポタと水が垂れてきて、バケツを置いて対処するしかありませんでした。その時も、まぁこれくらいなら大丈夫だろう、と楽観的に考えていました。

 しかし、その翌朝、天井が抜け落ちていました。大きな穴がぽっかりと開いて、そこから雨水が滝のように流れ込んでいたのです。放置していた小さな問題が、こんな大きな災難を引き起こすとは、思いもしませんでした。

 今日もまた雨が降りそうです。しかし、今度はバケツだけではなく、きちんと屋根を修理するつもりです。そうすれば、家も心も、少しずつ健やかになっていくはずです。このボロ屋と共に、少しでも長く、そして平穏に暮らしていけることを願って。
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N-BOXのタイヤ交換

2024年05月12日 18時23分32秒 | 日記
 最近、N-BOXの夏用タイヤに多数のヒビが入ってきて、交換を検討しています。タイヤのサイズは155/65R14で、メーカーは特にこだわりはありません。
 近所の有名なカーショップに相談したところ、廃タイヤの処分や工賃を含めて合計6万円かかると教えてもらいました。その時、たまたまガソリンを入れに行ったスタンドで、魅力的な看板を目にしました。
    
 その看板には、有名カーショップの半額である3万円でタイヤ交換ができると書かれていました。製造は2年前の2022年製でも、その価格は魅力的ですね。

 差額の3万円でどちらを選ぶか、悩ましいところだなぁ…
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天気の良い連休 

2024年05月11日 12時58分18秒 | 日記

 ビーナスラインの霧ヶ峰・美ヶ原高原美術館周辺は、バイクが駐車できないほど混雑していた。そこで、急きょ美ヶ原自然保護センターへ足を運んでみることにした。
    
 そんなわけで、計画を急遽変更し、少し離れた美ヶ原自然保護センターへと向かうことに。ここは一転して閑散としており、人々の群れから逃れるにはうってつけの場所だった。しかし、美ヶ原自然保護センターに至る道は、美鈴湖からの峠道がその一端を担う。この狭く、荒れた路面は、大型バイクでは乗りこなすのが一苦労だ。

 天気の良い連休は、時に予定通りには進まないものだ。しかし、その予期せぬ変更が、新たな風景を目の前に広げてくれることもある。今回のように、一見すると不便な道中でも、それが結果的には思いがけない充実感を与えてくれるのだから、人生とは不思議なものだ。
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千曲川堤防の八重桜

2024年04月27日 19時01分58秒 | 日記
春の息吹がまだ肌寒い朝の空気に混じりつつ、私は小布施町の千曲川堤防へと向かう。目的は、桜堤の八重桜を訪れること。これはもう、20年連続の恒例行事となっている。使うのは、もちろんW1-SAである。
   
世間では最長10連休という、ゴールデンウィークの賑わいがあるらしい。しかし私にとっては、ここ数年間、毎日が連休のようなもの。正確には356連休とでもいうべきか、日々が緩やかに流れる退職生活を送っている。そんな中で、この八重桜のトンネルを訪ねる行為は特別な意味を持つ。

千曲川の堤防に沿って、そびえ立つ桜の並木は、訪れる度にその美しさに心が洗われる。特に八重桜の豊かな花びらは、見る者を圧倒する。ピンク色が濃厚で、まるで絵画のような風景が広がる。この景色を見るために、毎年運転をするのは、決して苦ではない。むしろ、この日を楽しみに、日常の平穏を感謝する。

帰路につく頃、充実感で心が満たされている。自宅に戻り、また静かな日常が続く。

  来年も来れるかなぁ?
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チューリップが満開

2024年04月24日 13時55分14秒 | 日記
暖かくなったので、閣下と国営アルプスあづみの公園 (堀金・穂高地区)へいってきた。

公園の入口で、身体障害者手帳を提示したところ、私と閣下は無料で入場することができました。
公共の場所が、誰もがアクセスしやすい環境を整えていることに、改めて感謝の気持ちが湧き上がります。
    
公園内を歩いていると、その圧倒的な自然の力に圧倒されます。特に、公園を流れる水の勢いは見事で、その豊かな水量が、この地域の豊かな自然環境を物語っていました。

そして、私たちの訪問が一層特別だったのは、ちょうどチューリップの満開時期にあたったからです。色とりどりのチューリップが一面に広がり、まるで絵画のような美しさ。閣下も、その色彩の鮮やかさに何度も言葉を失っていました。チューリップ一つ一つが、まるで太陽の光をいっぱいに受けて輝いているかのようで、その光景は忘れがたいものがあります。

閣下と共に過ごす時間は、いつも私の中で特別な位置を占めている。
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