@「心理学」とは人の心を研究する事。 その中で「小麦文化」(北・単独主義)と「米文化」(南・団体主義)の説明は納得する。実際「米」文化のベトナム、インドネシア人等は日本人と合うが、「小麦」文化諸国とは思想が違い歩み寄るには時間もかかる。 食べ物の「育て方」(小麦は自然で勝手に育つ・米は人の手を入れ育てる)の切り口で人・習慣・文化が違うという点はとても興味深い。世界の子供の教育も「米」vs「小麦」のような環境が似ているかもしれない。
『心理学BEST100』内藤誼人
ー辛いものが好きな人ほど男性的 男性的とは
競争的・自己主張が強く・共感性がなく、攻撃的・頑張り屋・個性的
ー親切な友人を持つと自分も親切になる(親切な人ほど親切にされる)
ー男の子は女の子にと比べて競争するのが大好き(男の子のストレスは比較)
ー行動はただ質問するだけで可能性が高くなる(ものの購買行動など)
ーちょっとでも元が取れると嬉しくなる(ギャンブルなど「ブレイク・イーブン効果」)
ーネットでは人のつながりを減らす(人付き合いが出来なくなる「ネットパラドックス」)
ー恋愛は好きになってしまった方が負け(愛するより愛されるが勝ち「最小関心の法則」)
ー食べた量がわからないと食べ過ぎてしまう
ー仲直りの秘訣はウオーキング(脳の活性化と創造性を豊かにする効果)
ー悪い誘いに乗らない方法とは、できるだけ具体的な内容を教えること
「タバコは良くない」だけではなく、なぜ悪いのか悪影響を詳しく解くこと
ー気分をハッピーにする秘訣(朝食にオムレツ+バナナ=黄色のものを食べる)
ー選択の判断に迷った時の秘訣(ネガティブな情報を集める)
ー部下を伸ばす指導方法とは(きちんとフィードバックを伝える事・返事を返す事)
ースキルアップに効果的な方法とは(メンタルトレーニングをすること)
ー注意書きだけでは誰もルールを守らない(注意を守る姿を人に見せること)
ー香りだけでもお手軽なダイエットが可能(濃厚な香りを楽しむと満足する)
ー鬱な人にいう言葉(明るいことを考えようではなく、何か他のことに興味を持たせること)
ーキレやすい性格は食べ物の栄養で変わる(サプリメント時代・栄養素を補う)
ー女性は年齢と共に「女らしさ」が減り、逞しく男らしくなる
ー小麦文化(北)と米文化(南)では国民性も違う
小麦=自然に勝手に育つ・単独性
米=人の手を入れ育てる・協調性
ー自分の都合の良いようにデーター等を解釈する(自分は特別・例外だと信じる)
ーキャンペーンとは直接訴えなければ効果がない(マスメディア等では効果は薄い)
ー名選手ほど反則が多い(ルールギリギリの攻撃的でなければ名選手にはなれない)
ー法律は厳しくなければ意味がない(飲酒運転交通違反など)
ー女性が多い職場の女性には恋人が少ない
ー善意を信頼するシステムは大体上手くいく(基本的には人は善人)
ー賃金カットはアンフェア、新たな人材への低賃金はフェアーと判断する
ー「先生」の魅力は教え方だけではなく見た目も大事