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参謀に必須は「洞察力」「冷静な行動」につながる『琅や榜 -麒麟の才子』⭐️5

2022-02-12 12:03:50 | 映画から見える世の中の動き
時代劇につきものは策謀家・戦略家である。この映画の面白さは人の行動、心境を先手先手の洞察力から策を講じる宗主・梅長蘇と靖王の母静妃娘娘の冷静な行動は実に落ち着いた心のこもった言葉と仕草にある。(全54話) 人の欲望や情が絡めば人は良くも悪くも動く、ましてや勝側に着くことが出世し、世を収める側に着けるとなれば常時天秤に掛ける話が出てくる。ここでの教えは、参謀に必須なのが智謀と忍耐、それに敵の策謀を先読みする洞察力だろうか。人の心理を読み、組み立て、手際よく指示指導する。やはり良い策謀などは敵将の性格も含め知ることが先決となる。さらに人の言う一字一句の言葉を十分納得、理解することに始まるかも知れない。 ましてや頂点に立つ人間ほどその判断を決して間違えないように注意深く「人の話をよく聞く」と言うことだ。 
『琅や榜 -麒麟の才子』
南北朝時代の国・梁では皇帝の後継者争い、後継者に3つ又(皇太子と第5皇子・誉王(よおう)と第7皇子・靖王(せいおう))が絡む。そこに昔謀反を起こし敗退した同志たちが出現、中心人物は宗主・梅長蘇(12年前に謀反の罪で生き残った「麒麟の才子」)である。策を皇子たちに助言し第7皇子の擁立、復権を夢見る。 最後は陛下を説得し、再審議の許諾を貰い、真実を曲げられ亡くなった当時の皇太子、家臣達等の罪を放免する事だった。 陛下は奸臣に欺かれ「真実」を曲げた、無実の罪を被らされ毒を守られた皇太子は死の間際に「父は子を知らず、子は父を知らず」と遺した。


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