@「勘と度胸」と言われて何を想像しますか? 私は江戸・幕末志士です。現代ように通信網が無い世で人とのコミュニケーションが自分の拠点以外で意思疎通が出来ない状態では自分の「勘」にたより「度胸」をもって行動を起こした志士たちです。現代では少々代わり第6勘(感)とも言うこの言葉、自分の信念に自信を持って行動できることは素晴らしいと思います。それにはやはり過去の経験、現代風には「ビックデータ」から分析した数値を十分理解していることが重要だと思います。 平均値・中央値・分散値・調和平均値などなど「数値・統計」の裏を知っていると知らないでは物、事の状況を大きく変える事になります。 で世間の「3つの嘘」をご存知ですか? 1、夫婦の会話にあるちょっとした嘘 2、政治家のつく嘘 3、統計の嘘
気象庁の指数に「のど飴指数」、その他「鍋指数」「風邪ひき指数」「肌荒れ指数」がある事は初めて知りました。その他興味があれば一度気象庁・天気指数のサイトをご覧ください。
- 数学的思考の必要性
- 「データを見る感性」
- 人は経験から学ぶ=正しい数値を理解する(経験、勘、度胸)
- 「勘」がある人=才能があると評価
- 平均値に騙されるな
- 定義が曖昧な言葉にはご用心
- 「科学的」とは=いつでも再現可能であるという意味
- 効率の悪さ=必ずしも悪くない=人間の能力を退化させる結果
- 「会社の強さを知る数値」
- 賃貸対照表・損益計算書・キャシュフロー
- 利益=収益−費用・キャシュフロー=収入−支出
- 売上債権回転期間(会社の状態を表す)
- (受取手形+売掛金)÷(売上高÷12ヶ月)
- 「気象庁の指数」とは
- 洗濯・服装・お出かけ・星空・傘・紫外線・体感温度
- 洗車・レジャー・のど飴・汗かき・不快・冷房
- アイス・ビール・除菌
- 「経済指数」
- 国内総生産GDP(Gross domestic product)
- 生産プロセスにおける付加価値の合計額
- (企業の儲け等全てを含めた金額)
- 国内総支出GDE(Gross expenditure)
- 国民総所得GNI(Gross national income)
- GDPには在庫も入れて計算する、よってGDPが上がったとしても、その数値がGDEよりもかなり高い場合は在庫が溢れ企業収益が伸びていないと理解できる
- 「比率」等数値に騙さらない数学
- 投資家が重要視する数値=株式時価総額=株式数×株価
- ESP(Earnings per share)=利益÷発行株数式
- 総資本回転率=売上高÷総資本
- 売上経常利益=経常利益÷売上高×100
- 経常利益=営業利益+営業外利益
- 「パレート法則」80対20
- 国税=全体の20%の人が総額の80%を納めている
- 所得分布=2割の高額所得者が全体の8割に富が集中
- 空気=78対22
- 窒素78%、酸素20.9%、二酸化炭素0.03%、アルゴン0.93%
- 酸素が12%以下の場合=火が起こせない、燃やせない
- 酸素が19%以上の場合=大型動物が生きられない、鳥が飛べない
- 酸素が25%以上=燃えた物が失くなるまで炎消えない
- 「雑学数値」
- なぜか心が落ち着く「十字形」=マルタ十字、卍
- 魔除けに使われる籠目
- 綺麗に見える黄金比(1:1.618)
- 少子化=悪、グローバルビジネス=善は見ようによっては小さくなり小回りが利くようになる、大型から小型への昔返り
- 農業は「一生懸命」ではなく「一所懸命」
- 「統計に騙されないための数学」
- 企業の寿命=存続する期間・従業員の生活保障できる期間
- 創業百年を超える企業は2万7441社
- 創業2百年は1575社
- 創業5百年以上は158社
- 世間の3つの嘘は
- 夫婦の会話にあるちょっとした嘘
- 政治家のつく嘘
- 統計の嘘
- ビックデータの分析次第・明確な定義が必要
- 「平均値」「分散値」
- 平均値は真ん中の数値、データと平均値の差、足し合わせると必ず−0−になる。分散は平均値とデータの差を2乗する
- 「相乗平均」の計算の仕方
- データが2個の場合=√2個のデータの積
- データが3個の場合=3√3個のデータの積
- データがn個の場合=n√n個のデータの積
- 例題400円と800円の商品の相乗平均値は
- √400×√800=566円
- 「調和平均値」速度の計算で利用
- 1kmの道を行きは時速40km、帰りは時速60kmで平均時速は何kmか=(1÷40)+(1÷60)×2=48km
- 「男女の相関関係」を数値化する
- 食べ物=和食・中華・フレンチ・イタリアン・エスニック
- 双方の好きな順番に並べ数値をつける
- A=5、4、1、2、3
- B=3、5、1、2、4
- (5×3)+(4×5)+(1×1)+(2×2)+(3×4)
- 全体数値は52、全て同じ順位の場合は55となる
- 「暮らしに寄り添う数学」
- 二宮尊徳の3つの基本
- 勤労=徳に報いるために働く
- 分度=収入の範囲内で支出を定めること
- 推譲=溜まった物を将来のための残す人に及ぼすこと