美和山吹の川柳ブログ***「川柳歳時記」「川柳画」など。***

このブログを始めてから、11年がたちました。
「川柳歳事記」は、良い川柳を読む機会のない人のため載せています。

長屋の川柳論

2013-07-22 08:54:19 | 長屋の川柳論
開き直り

ご隠居さん「家が火事で焼けた、癌で余命3か月と宣告された、会社で左遷させることとなった、というような場合、もう開き直るしか生きていけないという時がある。
それほどでなくても、大げさに考えて、開き直る場合だってある。
だからと言って、深刻ぶって句を詠んでも、重い句となってしまう。
そこで、軽く詠むのも一つの方法である。
熊さんわかるかい?」
熊さん  「俺なんか、女房とけんかするたびに開き直っているからよくわかるよ。
減らず口女房の口にガムテープ
どうせならあの時死んで欲しかった
こんな句ならいくらでも出てくるよ。」
八っアン 「おいおい、けんかに負けたから、川柳で腹いせかい。
そんな句聞きたくもないよ。」
ご隠居さん「だから、軽くといっただろう。
分からないなら、穴埋め問題を出すよ。」

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