時間軸
ご隠居さん「川柳では、時間の経過と言うか、時間軸で見ると、また面白いよ。
たとえば、過去と現在を比較したり、現在と未来を比較するようなものから、短時間の時間経過で、何かが変わるところを詠んだ句などが、川柳らしい味わいを出していることがある。」
熊さん 「女房も結婚したときはよかったけれど、今では鬼のようだからね。」
ご隠居さん「熊さんのほうでも変わってしまっただろうし、奥さんを変えてしまったのも、その原因は熊さんにあるんじゃないのかい。」
熊さん 「そういわれると、女房ばかりを攻めることは出来ないね。
ところで、どのような句があるのか教えて欲しいね。」
ご隠居さん「たとえば、
傘寿なお孫の未来へ桐植える
と言うのはどうだい。
昔は、娘を嫁入りに出すときに箪笥を持たせるのだけれど、その箪笥の桐を、自宅に植えて、大きくなったもので間に合わせるのだよ。
そこで、80歳になったおじいちゃんが、お孫さんのために、桐の木を植えると言うことだよ。」
八っアン 「なるほど、遠大な計画だね。孫が結婚する頃には、とっくにおじいちゃんは天国に行っているのだからね。」
ご隠居さん「昔は、親子代々、一緒に住んでいたからできるような話だね。
さて、また穴埋め問題を出すからね。」
ご隠居さん「川柳では、時間の経過と言うか、時間軸で見ると、また面白いよ。
たとえば、過去と現在を比較したり、現在と未来を比較するようなものから、短時間の時間経過で、何かが変わるところを詠んだ句などが、川柳らしい味わいを出していることがある。」
熊さん 「女房も結婚したときはよかったけれど、今では鬼のようだからね。」
ご隠居さん「熊さんのほうでも変わってしまっただろうし、奥さんを変えてしまったのも、その原因は熊さんにあるんじゃないのかい。」
熊さん 「そういわれると、女房ばかりを攻めることは出来ないね。
ところで、どのような句があるのか教えて欲しいね。」
ご隠居さん「たとえば、
傘寿なお孫の未来へ桐植える
と言うのはどうだい。
昔は、娘を嫁入りに出すときに箪笥を持たせるのだけれど、その箪笥の桐を、自宅に植えて、大きくなったもので間に合わせるのだよ。
そこで、80歳になったおじいちゃんが、お孫さんのために、桐の木を植えると言うことだよ。」
八っアン 「なるほど、遠大な計画だね。孫が結婚する頃には、とっくにおじいちゃんは天国に行っているのだからね。」
ご隠居さん「昔は、親子代々、一緒に住んでいたからできるような話だね。
さて、また穴埋め問題を出すからね。」
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