美和山吹の川柳ブログ***「川柳歳時記」「川柳画」など。***

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「川柳歳事記」は、良い川柳を読む機会のない人のため載せています。

川柳鑑賞

2013-08-27 11:24:13 | 川柳鑑賞
富士山を鷲掴みして池に投げ
大胆な表現と思ったが、池面の凪ぎをざわつかせただけではすまないだろう。人間ときにはどうにもならない局面にぶつかった時にはそんな気持ちになるだろう。実行したことを偉いと思うが、本当にそんなことができるのだろうか。できないことをやるのが五七五の醍醐味であり、迫力である。

*私は鑑賞を読む前にこの句を読んでこれは何だと思った。
ありえないことを句にすれば、それが川柳なら、いくらでも作れるではないかと。
そして、鑑賞を読んだら、それが川柳の醍醐味だというから、ますますわからなくなった。
私が詠んでも、川柳の醍醐味と言ってくれるのだろうか?

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