だまされた振りをしている昼の月
昼の月はボーっと出ている。それをまた、ボーっと見上げている私。よく考えてみると、あの時彼女はああいったが、本当はこういうことではなかったか。一応、頷いては来たが、彼女の本当の気持ちは別なのではないか。だまされた振りをしてその場をつくろうのも、ひとつの彼女への思いやりですね。
*私はこの句を読んだ時に、昼の月というのは私(川柳を読んだ人)だと思った。
ところが、鑑賞を読むと、昼の月が出ていて、それをボーっと見上げている私がいることになっている。
だまされた振りをしているのは私ではないのか。
ということは、「振りをしている」で切れているということか。
昼の月はボーっと出ている。それをまた、ボーっと見上げている私。よく考えてみると、あの時彼女はああいったが、本当はこういうことではなかったか。一応、頷いては来たが、彼女の本当の気持ちは別なのではないか。だまされた振りをしてその場をつくろうのも、ひとつの彼女への思いやりですね。
*私はこの句を読んだ時に、昼の月というのは私(川柳を読んだ人)だと思った。
ところが、鑑賞を読むと、昼の月が出ていて、それをボーっと見上げている私がいることになっている。
だまされた振りをしているのは私ではないのか。
ということは、「振りをしている」で切れているということか。