開き直り
ご隠居さん「家が火事で焼けた、癌で余命3か月と宣告された、会社で左遷させることとなった、というような場合、もう開き直るしか生きていけないという時がある。
それほどでなくても、大げさに考えて、開き直る場合だってある。
だからと言って、深刻ぶって句を詠んでも、重い句となってしまう。
そこで、軽く詠むのも一つの方法である。
熊さんわかるかい?」
熊さん 「俺なんか、女房とけんかするたびに開き直っているからよくわかるよ。
減らず口女房の口にガムテープ
どうせならあの時死んで欲しかった
こんな句ならいくらでも出てくるよ。」
八っアン 「おいおい、けんかに負けたから、川柳で腹いせかい。
そんな句聞きたくもないよ。」
ご隠居さん「だから、軽くといっただろう。
分からないなら、穴埋め問題を出すよ。」