帰省の子待っている母は卒寿過ぎ
母は長生きだった。
一時は、仕事が忙しくて、年に1回も田舎へ帰ることがなかった。
それが、父がなくなってから、毎年きょうだいで会おうということになり、それからは毎年帰り、母も80歳後半だったけれど、下呂へ一緒に1泊の旅行に行っていた。
それが、最後の2年くらいは、老人ホームに入っていたので、会いに行くと大変喜んでいた。
私が行くと、ホームで出された梨などを、食べきれないからと言って、私にくれた。
母がなくなってから、もう数年がたつ。
母は長生きだった。
一時は、仕事が忙しくて、年に1回も田舎へ帰ることがなかった。
それが、父がなくなってから、毎年きょうだいで会おうということになり、それからは毎年帰り、母も80歳後半だったけれど、下呂へ一緒に1泊の旅行に行っていた。
それが、最後の2年くらいは、老人ホームに入っていたので、会いに行くと大変喜んでいた。
私が行くと、ホームで出された梨などを、食べきれないからと言って、私にくれた。
母がなくなってから、もう数年がたつ。