プリント基板パターン設計の虫 2号店

DREAM-CAD 現在はgenmaiという名前の
CADの紹介 基板設計者の現場の声などを書いています

今までの事1

2006-01-28 15:16:21 | Weblog
最近は意識的にDREAMの事をHPにUPしていませんでした
阿出川さんの都合によるものですが
2月以降解禁となるので
今まで秘密?にしていた改版情報など記載していきます
細かい点ですがいろいろ変わりました
そして大事な事ですが今書いている事で最終ではありません

まずエリアフィル
途中なのですが 無駄な突起形状を作らないように
PAD間数値、VIA間数値を指定して
その数値以下の場合 フィル発生時のみ自動でSTOPラインを生成 
フィルの無駄な回り込みを抑えます
フィル作成後 そのSTOPラインは自動削除されます
しかしこれは一時的な処置です
STOPラインを前もって一括発生させ 自分でその(STOP)編集も
出来ますが 使う人いるかな?と思う次第
でも 自動でなくても出来る点は買いかと思います

フィルの発生アルゴリズムは 現在のと違う考え方を阿出川さんに
提案しました
それはマウスでのクリック動作がひとつ余計になります
しかし「無駄なフィル」を抑える点が出来るのです
実現できるかどうかは解りませんので これ以上は書きません

アシストライン+半自動
パターン設計を本業とする人達の共通認識として
自動設計は使い物にならない というのが有ります
DREAMには無いからそういうんだろうと言われそうですね
実際にはSPECTRAへのデータ変換の窓口はあります
データを渡して 設計済みのデータを受け取る訳です
自分は試した事ないのでうまく機能するかどうかはわかりませんけどね

アシストラインは既存パターンにDRCでのギャップ設定値+カスタム設定値
だけ離れた所にグリッドラインを発生させる機能です
もう1年くらいになりますかね この機能は
最近少し進歩してきました
マニュアルで引いているパターンを必要なだけアシストにのせ
又そこから離れて マニュアルで引く
この境無きルーティングを如何にスムーズに行えるかが
味噌でして 何とも言いにくいのです
仕様書を書いても 数文字も増えない事なのですが
感覚として使いやすいかどうかですね

アシストでパターンを引くのは最終目的でなく
ある意味副産物でして
本来は半自動設計が目的だった訳です

フー 書き疲れた

この半自動 基準パターンがうねって引き回していても
45度パターンがあっても 90度でも30度でも
とにかく 「どこまでも付いていきます 下駄の雪」のような機能
最初の点、基準パターンそばでクリック
最終点クリック で10本でも何本でも自動で引く訳

まあ聞けば そんな事か!と言われそうだけど
実際 毎日設計している自分としては 作る人の思いとは関係なく
使える機能しか使わない訳
ある面 時間が勝負

最近の設計は全てアシストラインを使っています
これ本当




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